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毎週、自信に。トレヴァ・ホゼア[三重ホンダヒート/LO]

2026.03.09

三重ホンダヒートのトレヴァ・ホゼア©JRLO

 限りなくカテゴリCに近づいたカテゴリBと言っていいだろう。

 三重ホンダヒートのLO、トレヴァ・ホゼアだ。

 204センチ、118キロとリーグでも屈指のサイズを誇る26歳。東京サンゴリアスで2季プレーした後、今季から住まいを鈴鹿に移している。

 今季は第10節までに1試合を除く全試合出場、6試合に先発した。
 長い髪をなびかせ、攻守に激しくぶち当たる。

「毎週、自信をつけられています。他の選手たちが助けてくれるのでできることではありますが、一貫性を持って仕事をし続けることができていると思います。これを毎週、積み重ねて成長したいですね」

 直近で際立ったのは、第9節の静岡ブルーレヴズ戦だ。
 モールディフェンスで相手の前進を阻み、チームに3勝目をもたらした。

「相手がセットピースを強みにしているのはわかっていました。全員が役割を理解して、何をしなければいけないかを遂行し続けられたと思います。自信に繋がりました」

 仲間への信頼もにじむ。
「他のメンバーも各々すべきことをしてくれるので、自分は自分の仕事さえ集中すればいい。それが自分の仕事をやりやすくしてくれます」

 オーストラリア・メルボルン出身。家族の中でも一際大きかった。
 その身長を生かせるバスケットやバレーボールに触れたが、「遊びでやる程度」。ローイングもやった。

 6歳から楕円球を追ったのは、元ラグビーマンの父に勧められたからだ。
「父に昔の話を聞いたら『オレはプロだった』と言うかもしれませんが、プロでは続けていなかったはずです。ただ、良い影響は受けました。練習に連れて行ってくれたり、いろんなサポートをしてくれました」

 母国で磨いたのはディフェンスだ。タックルのビッグヒット集をよく見ていたという。
「ボールを取り返すことにワクワクしていました。そこでできる限り激しくやろうと。ボールを持てれば好きなアタックができる、というメンタリティでいました」

 ブリスベンボーイズカレッジ卒業後は再び地元に戻り、2018年にはスーパーラグビーのレベルズと契約。翌年にはU20オーストラリア代表に選ばれた。

 2020年(スーパーラグビーAU)にシニアデビューを果たすと、序盤戦からレギュラーの座を掴んだ。
 チームのファイナル進出に貢献、その年のリーグ最高のLOと称された。

 シーズン終了後には、デイブ・レニーHC(現・コベルコ神戸スティーラーズHC/次期オールブラックスHC)率いるワラビーズに招集される。その翌年にもスコッド入りした。

 しかしテストマッチデビューはならず。結果的にリーグワンではカテゴリBとなった。
 2023年に来日したのは、「違う環境でラグビーをしてみたいと思った」からだ。

「日本のラグビーは速くて、常に走ってるアタックします。やはりアタックは楽しいですから、そういうラグビーをしたいなと」

 サンゴリアスで同僚となったハリー・ホッキングスや、埼玉ワイルドナイツのエセイ・ハアンガナには少なからず影響を受けた。
 ともにオーストラリア出身のLOで、ホッキングスは1学年上、ハアンガナは同級生だ。

「ハアンガナはレベルズで、ホッキングスはU20で一緒でした。二人とも良い友達です。自分のキャリアにとって、(彼らが)先に日本に来ていたのは大きかったです」

 鈴鹿での暮らしを気に入っている。昨年末は息子もこの日本で生まれた。

「(誕生日は)11月11日です。今日も家族で試合を見に来てくれていたのですが、やはりエナジーを与えてくれます」

 1が並ぶので将来はルースヘッドPRですね。記者にそう言われると、笑って首を横に振った。

「いやいや、FBがいいな」

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