■NTTリーグワン2025-26 D1第9節
2月21日@神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(兵庫)
【神戸S 40-24 埼玉WK】
今季全勝中の埼玉パナソニックワイルドナイツをホストに迎えたコベルコ神戸スティーラーズ。
前節に昨季王者の東芝ブレイブルーパス東京を破った勢いそのままに、注目の一戦を40-24で制した。レギュラーシーズンではトップリーグ元年(2003年度)以来となるワイルドナイツ戦での勝利を収めた。
3分の先制トライはワイルドナイツ。SH小山大輝が自陣22メートル付近でインターセプト、FLラクラン・ボーシェーに一度ボールを預けながら最後まで走り切った。
18分にはWTB竹山晃暉がハイパントのこぼれ球に反応、鋭いステップで一人をかわして追加点を挙げた。
神戸の反撃は25分。縦への突進を繰り返してゲインを勝ち取り、相手のペナルティを誘う。最後はゴール前でのラインアウトモールを押し切った。
その4分後にはWTB松永貫汰が右ライン際をチップキック&チェイスで再獲得、トライラインを越えた。12-12と同点に追いついた。
一進一退の攻防は続く。37分にはCTBダミアン・デアレンデのショートパントに反応したFB野口竜司が無人の後方に蹴り込み、それを追ったデアレンデがトライゾーンで押さえる。
再びワイルドナイツがリードしたが、前半終了間際に神戸もゴール前まで迫り、LOジェラード ・カウリートゥイオティがポール下にねじ込んだ。19-19と同点で前半を折り返した。
後半もすぐにスコアボードが動いた。2分、ハイパントでファンブルしたボールがSH上村樹輝に入り、WTB植田和磨が左中間を突破。神戸が初めてリードを奪った。
8分には敵陣深くで10フェーズに渡る連続攻撃を展開、最後はオフロードパスが連続で繋がり、CTBタリ・イオアサが抜け出した。33-19とリードを広げた。
攻撃の手を緩めない神戸は15分にも追加点を挙げる。WTB松永の裏へのキックで敵陣深くに侵入、最後はNO8ワイサケ ・ララトゥブアが突進で仕上げた。
その後はティエナン・コストリー、サベアの両FL、イオアサを中心に引き締まった防御を見せる。28分頃にも粘り強く守るが、31分にFB野口に左隅へのトライを許す。しかし、後半の失点はこの1本に抑え、40-24で制した。
8連勝として2位に浮上した神戸のSO李承信は、「さらに強いスティーラーズを証明しようというマインドセットで挑めました。前半与えた2トライで自信を失うことはなかったし、自分たちのシステムを一人ひとりが遂行しながらゲームを進められたことが勝ちに繋がった」と振り返り、「今日の勝利で一段と自信に繋がったと思います。来週もいい準備をしてこのブロックを最高の形で締めくくりたい」と次を見据えた。
今季初黒星を喫したワイルドナイツのHO坂手淳史主将は、「すごく残念な気持ちです。やってきたことがうまくいかず、神戸のプレッシャーを受けてしまいました。ただ、シーズンの半ばで自分たちの立ち位置を知るという意味ではいい時間だったと思う。みんなで少しずつ上手くなって(シーズンを)進めていければ」と語った。
