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ブラックラムズのアイザック・ルーカス、代表待望論への誠実な答え。

2026.02.20

2月14日の横浜E戦でトライをマークしたアイザック・ルーカス[BR東京](©︎JRLO)

 相変わらず違いを示している。

 リコーブラックラムズ東京に入団6季目のアイザック・ルーカスは、昨年12月からの国内リーグワン1部で開幕から8試合連続で最後尾のFBとして出場。持ち味を発揮する。

 カバーリング、防御を破る走りで身体のきれをアピールする。連続攻撃でファーストレシーバーとなる際は、防御の近くでパスをもらって相手に脅威を与える。

 身長179センチ、体重84キロのランナーは、毎週の対戦相手にとって要警戒選手のひとりだろう。

「(体調は)いいです。プレシーズンからよい状態で入れましたから。それを後半節に向かっても継続したいです。自分のベストラグビーは、ボールタッチが多い時に見られます。ランニングゲームで影響を与えることが、もっともチームに貢献できる点です」

 かつ、時間をかけるほどにもっと鋭いアタックができると宣言する。

「まだ(組織として)ビルドしている最中で、コンビネーションも試しているさなか。試合を重ねるごとにもっと自分たちらしさを出せると思います」
 
 昨季から出場枠の区分が「カテゴリA」となった。外国人枠とは無関係に出場機会を得られる。

 5年以上の連続居住を果たし、日本代表を狙う資格を得たことを意味する。一昨季までに2度のベストフィフティーンを受賞した27歳は、各所で代表待望論を囁かれる。

 もっとも昨年、念願のスコッド入りはならず。それに先立っておこなわれた前年度のリーグワンでは、怪我の影響もあって6試合のみの出番に止まっていた。

 2月2日に発表の今年の候補群にも、まだ名前を連ねていない。この事実を、本人はどう捉えるか。

 表明したのは、チームマンとしての態度だった。

「まずはブラックラムズのメンバー数名がスコッドに入れたのはハッピー。(NO8のファカタヴァ)アマト、イケ(CTBの池田悠希)はずっと代表に選ばれていて、メイン(平=WTB)もこの枠に戻ってきた(久々の復帰が近づいている)。これからもっと自分たちのラグビーができるようになり、そうなればもっと様々な人がピックアップされるようなシチュエーションを作れます。私もインターナショナルラグビーができるのであれば、喜んで。まず、ブラックラムズでいいラグビーをする。そうすれば、その先のこと に繋がる。自分のラグビーのためにも、『チームのために』にフォーカスします」

 ブラックラムズは現在4勝4敗で12チーム中6位につく。初のプレーオフ行きを果たせる6傑以上へ入るべく、21日、浦安D-Rocksとの第9節に臨む(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)。

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