ラグビーリパブリック

オールブラックスの次期HCについて、コベルコ神戸スティーラーズのデイブ・レニーHCは「神戸にフォーカス」。

2026.02.07

ニュージーランド出身の62歳。神戸Sではディレクター・オブ・ラグビーも兼ねる(撮影:平本芳臣)

 コベルコ神戸スティーラーズのデイブ・レニーHCが2月7日、記者会見に臨んだ。
 静岡ブルーレヴズとの第7節を60-45で終え、ユニバー記念競技場の一室に現れた。

 まずは、「勝てたこと、ボーナスポイントを取れたことがハッピー」と試合を振り返った。

「強力な相手に対して今日5ポイント(ボーナスポイント付きの勝利)取れたことは、今後を考えても重要でした。ボールを持った場面では本当に良いプレーがたくさんでき、トライという形で報われました。ディフェンスも多くの場面で良かったと思います。ただ、簡単にトライを与えたことにはフラストレーションも溜まりました」

 今季のアーリーエントリー第1号で、先発に抜擢した天理大のFB上ノ坊駿介については、「本当に誇ります」と表情を崩した。

「今日の活躍は3トライだけではありません。シャープな動きを見せ、周りの選手のためにスペースを作っていました。ハイボールも非常に強く、タッチライン際でのキャッチの判断も良かったです。そして、タックルも良かった」と手放しで褒めた。

「まだチームに来て数週間しか経っていません。ですが、この12か月間、ずっと彼を見てきました。メディカルチーム、S&C、コーチ陣…みんなで彼が合流したときにすぐプレーできるよう準備してきました」

 次週からはリーグ2連覇中の東芝ブレイブルーパス東京と、現在首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツとの連戦が待っている。
 そのプレッシャーゲームでの起用の可能性については、明言を避けた。

「15番は層が厚いです。私たちは常に、出場する権利は自分で勝ち取るものだと話しています。彼は確かに今日、良いスタートを切りました。ただ、周りに素晴らしい選手たちがいて、やりやすかった面もあると思います。23人の出来にも満足しています」

 神戸で指揮を執って3季目を迎える愛称・レンズだが、最近ではたびたび海外のメディアに名前が載る。
 ニュージーランド代表のスコット・ロバートソンHCが先月15日に解任され、ジェイミー・ジョセフ(前日本代表HC、現ハイランダーズHC)らとともに後任候補の一人とみられているからだ。

 ニュージーランドラグビー協会(NZR)が掲げた採用の条件は、各国代表のHC経験を持っていること。レンズは過去にワラビーズを指揮していた。チーフスを連覇に導くなど、NZ国内での実績もある。

 会見の終盤に、「NZRとコンタクトを取っていますか」と問われると、こう返した。

「自分がフォーカスしているのは神戸です。…そこまでにしておきましょう」

「興味はありますか」と食い下がられると、日本語で「ありがとうございました」。こちらの笑いを誘い、会見場を後にした。

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