ラグビーリパブリック

日本代表候補入りもまずは国内シーンへ。スピアーズ藤原忍、反則減少にフォーカス。

2026.02.06

藤原忍[S東京ベイ/SH](筆者撮影)

 クボタスピアーズ船橋・東京ベイの藤原忍が、全体セッション後の自主練習の合間に取材に応じた。2月5日、千葉県内の拠点でのことだ。

 昨年12月中旬から、ジャパンラグビーリーグワン1部に参戦中。優勝候補と期待されて開幕5連勝も、第6節では2連覇中の東芝ブレイブルーパス東京に20-24と惜敗していた。

 休息週明けの第7節を2日後に控え、自軍のこれまでとこれからをひも解く。

「ここがダメとか、ここがうまくいってないというのは全然なくて。よいものをスタッフが落とし込んでくれて、選手はやることをやって、結果はしっかりついてきている。ただそのなかで、ペナルティーをして相手に勢いに乗られることが続いています」

 言葉通りと言えようか。唯一の黒星となったブレイブルーパス戦も、前半は向こうより3つ多い「7」の「PK」を与えてほぼ防戦一方だった。

 身長171センチ、体重76キロでまもなく27歳。攻めの起点を作るSHとして肉弾戦の周りでゲームを制御するうえ、守っては防御ライン全体を統率する。味方への積極的な声掛け、さらには担当レフリーとのアイコンタクトを徹底し、規律面の課題を解消したいと話す。

「その時、その時で、自分たちで判断するのではなく、レフリーに『行っていいのか(攻防の境界線などへ仕掛けて問題ないか)』といったコミュニケーションを取りながらやっていくのがいいと思います」

 自身の体調やパフォーマンスについては、「完璧ではないですけど、持っているものを100パーセント出すことはできている」。光る場面のひとつは守備時のプレッシャー。接点の周りから鋭く飛び出し、遠くに立つパスの受け手のもとへ走る。猛然と圧をかける。

「それができるのは、内側(密集近辺)のFWを信頼しているから。万が一、僕が抜かれても(その後方で味方が)セットできている。もちろん、そこで(自らターゲットを)仕留められるのが一番、いいんですけど。どこのチームも、ある程度、(アタックの)形って、一緒じゃないですか。そこ(相手の動き)を読みながら、感じながらやっています」

 日本代表でも存在感を放つ。2024年の初選出から常時メンバーとなり、今年も2月2日発表の候補群に名を連ねた。その知らせをアナウンスの前日に聞いたという藤原は、選出への感謝を口にしつつもいまはレギュラーシーズンに集中すると話した。

「代表候補に選んでもらっていることは嬉しく思います。より引き締まります。でも、まずはリーグワン。チームで何ができるのかを最優先で考えます」
 
 7日は本拠地の東京・スピアーズえどりくフィールドで、浦安D-Rocksとぶつかる。

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