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萩原周[埼玉パナソニックワイルドナイツ/SH]が逆転トライを演出。意識したゲームの「テンポ」

2026.01.26

素早いリサイクルでパスを放った萩原周[埼玉WK/SH](撮影:服部有美)

 埼玉パナソニックワイルドナイツが1月24日のリーグワンD1第6節・東京サントリーサンゴリアス戦(熊谷ラグビー場)を31-30で制し、開幕6連勝を達成。リーグ戦で唯一無敗を守り、勝ち点28で単独首位に立った。

 今季2度目の「9番」を背負い先発出場したSH萩原周は、適切なタイミングで高精度のパスを供給し、テンポの良い高水準のアタックを生み出した。

 2点のビハインドで迎えた後半6分、左サイドのラインアウトからオープンサイドへの展開。萩原はラックからボールを持ち出し、タメを作って守備網にスペースを生み出したところでLOエセイ・ハアンガナにパスを放るとクリーンブレイクして裏へ抜けた。「狙い通りでした」と本人も納得のプレーで逆転トライを演出した。

 明大を卒業する2024年に、アーリーエントリーでワイルドナイツに加入。実質2年目の今季はここまで4試合に出場し、順調にプレータイムを重ねている。

 チーム加入後は首脳陣から指摘を受けた守備面での課題克服のためのトレーニングを続けてきた。
「タックル練習は布巻(峻介[FL/HO])さんや堀江(翔太[FWコーチ])さん、野口(竜司[FB])さんと一緒にやっています。質問があれば聞いて、何でも教えてくれます」という抜群の環境でスキルを高める。

 こうした日々のトレーニングに加え、より強度の高い公式戦での「経験」が成長の速度を加速させる。

「(練習と比べ)ブレイクダウンの質とかは全然違いますね。今日は相手も結構絡んできたので練習通りにはならなかったですけど、テンポを意識してできました」

 緊張感のあるポジション争いの中で学ぶことも多い。特に意識するのは日本代表7キャップの先輩、小山大輝だ。「大輝さんを見習って真似しながらも、大輝さんには無いものを自分でしっかり見つけて出せたらと思います」と先を見据える。

 チームは4季ぶりの優勝に向け好スタートを切った。「次のブロックでもしっかり全勝をキープするために、練習から全員が一つになって、自分ももっと練習して試合に出られるように頑張りたいです」とタイトル奪還を目指す野武士軍団の一員として決意を示す。

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