■NTTリーグワン2025-26 D1第6節
1月24日@秩父宮ラグビー場(東京)
【BL東京 24-20 S東京ベイ】
東芝ブレイブルーパス東京とクボタスピアーズ船橋・東京ベイによる、昨季の決勝カードが実現した。
会場は秩父宮ラグビー場。1万817人のファンが駆けつけた。
24-20の僅差で勝利を収めたのはブレイブルーパス。5連勝を飾り、開幕戦での1敗を守った。
先制点はスピアーズ。一進一退の攻防が続いていた前半9分、相手のペナルティを3点に変える。SOバーナード・フォーリーが約40メートルのPGを沈めた。
ブレイブルーパスの反撃は19分。裏への効果的なキックを駆使しながら敵陣で攻め立て、最後はラインアウトモールを押し込む。5-3と逆転した。
以降も反則を重ねるスピアーズに対してブレイブルーパスが優位にゲームを進める。モールを止められたり、ブレイクダウンでボールを失うこともあったが、前半終了間際には再びドライビングモールで追加点を挙げた。
12-5で迎えた後半はしかし、スピアーズが攻勢に転じる。2分にSH藤原忍の突破からFBショーン・スティーブンソンのトライで2点差まで迫ると、その後もHOマルコム・マークスの再三の突進や、スクラムのプッシュなどで長く敵陣で過ごす。
落球が重なり終盤まで決め手を欠いていたが、26分、ラックからこぼれたボールを拾うと、自陣深くからボールを繋ぎ、最後はWTB山田響がフィニッシュ。17-12と逆転した。
31分にはFBスティーブンソンの好キックを起点に攻め、NO8タイラー・ポールが片手でトライゾーンにグラウンディング。しかし、TMOによりダブルモーションと判定され、ノートライとなった。
その直後にようやく敵陣に侵入したブレイブルーパスが、ワンチャンスをものにする。相手のパスミスで敵陣ゴール前まで迫り、最後はWTB桑山聖生が仕留めた。17-17と同点に追いついた。
終盤も激しくスコアボードが動き、37分にはSOフォーリーのPGでスピアーズが再びリードを奪う。それでも、最後はブレイブルーパスの執念が勝った。試合終了間際に18フェーズを重ね、最後はSOリッチー・モウンガが細かいステップで相手をかわしてポール横に飛び込む。22-20とし、80分を知らせるホーンが鳴った。
今季初敗北のスピアーズ、フラン・ルディケHCは「スクラムでプレッシャーをかけられたし、ディフェンスでのターンオーバーも多かった。アンストラクチャーからのアタックも機能していた。ポジティブな要素も多いですし、今シーズンは充実していると思います。ただ、今日の試合は自滅をしてしまった。どれだけ学びを生かしてより強くなって帰ってこれるか、です」と語った。
勝利したブレイブルーパスのゲームキャプテン、FB松永拓朗は「試合を勝ち切れたことはチームを誇らしく思います。前半は上手くゲームマネジメントができて、後半はなかなかボールを持てませんでしたがディフェンスで我慢できた。粘り強さを見せられたのは、チームの成長を感じました」と振り返った。
