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【リーグワン】劇的な結末。スティーラーズがサンゴリアスとのクロスゲームを制し、3勝目を獲得。

2026.01.10

開始8分に先制トライを挙げたスティーラーズSH上村樹輝(撮影:福地和男)

■NTTリーグワン2025-26 D1第4節
1月10日@味の素スタジアム(東京)
【神戸S 22-20 東京SG】

 リーグワンのディビジョン1は1月10日に2026年最初のゲームとなる第4節を実施。東京都の味の素スタジアムでは、東京サントリーサンゴリアスとコベルコ神戸スティーラーズの一戦がおこなわれた。

 先制したのはビジターチームのスティーラーズだった。開始8分、この日2本目となるサンゴリアスのペナルティキックのノータッチを起点に自陣22メートル線付近からカウンターアタックを仕掛けると、WTBイノケ・ブルアが防御のギャップを豪快にブレイク。サポートしたSH上村樹輝がそのまま中央へ走り抜ける。

 しかしホストのサンゴリアスもすかさず反撃。12分、中盤での反則に乗じてレッドゾーンへ攻め込むと、ラインアウトを起点にSHからのダイレクトプレーでFWがテンポよく前進。LOハリー・ホッキングスがポスト左に押さえ、7-7のイーブンに戻した。

 さらに20分、自陣から流れるような連続攻撃でフェーズを重ねて一気にゴール前へ攻め入り、PR小林賢太が左中間へ飛び込む。26分にはSOケイレブ・トラスクがPGを加え、17-7とリードを広げた。

 攻め込んだところでのエラーや反則でリズムに乗れないスティーラーズだったが、34分に左コーナーでマイボールラインアウトのチャンスをつかむと、モールをじわじわとドライブ。そこからFWでたたみかけ、LOブロディ・レタリックがなだれ込んで3点差に詰め寄る。さらに一連の攻防で危険なタックルがあり、サンゴリアスのFLサム・ケインにイエローカードが提示された。

 数的優位に立ったスティーラーズは、39分にも相手陣でのラインアウトを起点に力強く攻め立て、WTB植田和磨が右コーナーにグラウンディング。逆転かと思われたが、これはTMOで直前にオフサイドがあったという判定でトライキャンセルに。続くディフェンス機会をしっかりと守りきったサンゴリアスが、17-14とリードして前半を終えた。

 迎えた後半。サンゴリアスは12分にFLケインがラックでのシニカルなプレーで2枚目のイエローカードを受け、20分レッドカードとなる。

 それでも18分に途中出場の石田一貴が正面のPGを決め20-14としたが、スティーラーズも23分、中盤のクイックスローから切り返してゴール前へ。右大外のオーバーラップを仕留めてWTB植田が2本目のトライを刻んだ。しかしコンバージョンは逸れ、ゲームは20-19とサンゴリアスの1点リードで最終盤へ突入する。

 だが、ゲームはこれで終わらなかった。たびたび相手陣の22メートル線内に入りながらサンゴリアスの懸命のディフェンスを崩しきれないシーンが続いていたスティーラーズだったが、40分に相手陣のレッドゾーンで猛攻を仕掛ける。すると懸命に守っていたサンゴリアスが、ゴール正面で痛恨のオフサイド。

 スティーラーズのSO李承信がPGをきっちり通し22-20で逆転勝利を収めた。

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