ラグビーリパブリック

【第105回全国高校大会】盟友対決となった準々決勝第2試合は、京都成章が自慢の堅守で御所実との激闘制す。

2026.01.03

アタックに転じた時の集中力も光った京都成章(撮影:早浪章弘)

■第105回全国高校大会 準々決勝
1月3日@東大阪市花園ラグビー場(大阪)
【京都成章 23-12 御所実業】

 普段から頻繁に交流し手の内を知り尽くす近畿勢同士の対戦となった準々決勝第2試合は、全国選抜大会準優勝の京都成章が自慢の堅守で御所実の反撃をしのぎきり、3大会ぶりのベスト4進出を決めた。

 先制したのは京都成章だった。前半9分、ゴール前でマイボールスクラムのチャンスをつかむと、FWが力強く前に出て相手ディフェンダーを集めたところで左オープンに展開。大外でフリーになったWTB齊藤稀茶がコーナーに飛び込む。

 続く12分には中盤で相手のパスコースを読みきったCTB森岡悠良がインターセプトに成功。そのまま裏へ転がしたボールをFB春藤大翔がトライゾーンで押さえ、12-0と京都成章がリードを広げた。

 御所実も15分に相手陣の深い位置でマイボールラインアウトを獲得し、看板のモールで勝負を挑んだが、京都成章の渾身のディフェンスに阻まれスコアはならず。するとピンチをしのぎきった京都成章が陣地を盛り返し、25分、29分とCTB森岡が2本のPGを加える。18-0までスコアを広げて前半を折り返した。

 サイドが入れ替わった後半は、御所実が先にスコアを刻む。4分、左コーナーで得たラインアウトからモールをドライブし、LO津村晃志がグラウンディング。FB富田琉生のゴールも決まり、7点を返した。

 御所実としてはこれで勢いに乗りたいところだったが、京都成章はたくましかった。7分、相手のダイレクトタッチで22メートル線内に攻め込むと、ラインアウトからBKに振ってCTB森岡がラインブレイク。サポートしたLO土肥祐斗が左中間に飛び込み、23-7としてすかさず流れを引き戻す。

 20分以降は御所実が何度も相手陣でモールを組むシーンがあったが、京都成章は固い結束のディフェンスで徹底抗戦。外へ展開してきたところを狙い澄ましたタックルで仕留め、一気に陣地を盛り返した。

御所実もロスタイムに看板のドライビングモールで意地のトライを返した(撮影:早浪章弘)

 御所実も最後までファイティングポーズを崩さず、ロスタイム7分にドライビングモールからSH藤澤幸謙が意地のトライを挙げたが、直後にフルタイム。23-12の最終スコアで、盟友対決は京都成章に軍配が上がった。

Exit mobile version