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【第105回全国高校大会】花園開幕!慶應志木が花園初勝利。常翔学園は茗溪学園、早稲田実は石見智翠館を破り2回戦へ。

2025.12.27

茗溪学園を破った常翔学園(撮影:三野良介)

 第105回全国高校大会が12月27日に開幕した。記念大会にあたる今大会は、通常よりも5校増えた全56校が参加している。

 開会式では関西学院の主将、西浦章博が選手宣誓。「多様性がうたわれつつ、分断や争いが起きるこの時代に、私たちがノーサイドの精神を体現する意味は大きいはずです。支えてくれたすべての人、これまで戦ってきた全チームの思いを背負い、この舞台に立てる感謝を忘れず、伝統のここ花園で正々堂々戦うことを誓います」と語った。

 開会式後にはU18花園女子15人制がおこなわれ、東軍が西軍に17-12で勝利した。

 初出場の慶應志木は青森山田を48-12で破り、花園初勝利を掴んだ。同じく初出場の岐阜聖徳学園は中部大春日丘に3-69で敗れた。

 早稲田実は石見智翠館を39-14で下した。智翠館の1回戦敗退は16年ぶり。

 常翔学園は茗溪学園との伝統の一戦を41-29で制し、2回戦へ駒を進めた。鹿児島実×コザの九州対決も接戦となり、22-14で鹿児島実が勝利を得た。

 1回戦の結果は以下の通り。

〈1回戦/12月27日〉
東海大大阪仰星137-0坂出第一
昌平83-0四日市工
早稲田実39-14石見智翠館
筑紫33-5城東
中部大春日丘69-3岐阜聖徳学園
尾道74-5遠軽
鹿児島実22-14コザ
大分東明73-0若狭東
常翔学園41-29茗溪学園
慶應志木48-12青森山田

撮影:佐藤真一、三野良介、松村真行

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