12月27日に東大阪市の花園ラグビー場で開幕する「第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会」の組み合わせ抽選会が12月6日におこなわれ、3回戦までのトーナメント表が決まった。
2025年度の『花園』は第105回の記念大会で、埼玉・千葉・神奈川・愛知・福岡が1校ずつ出場枠が増え、例年より5校多い全国56チームが出場する。シード校は前年度優勝で2連覇中の桐蔭学園(神奈川)ら8チームで、今回は全て同列とされた。
大会初日に第1グラウンドでおこなわれる開幕戦は、東海大大阪仰星(大阪第1)対坂出第一(香川)というカードになった。この試合を含む1回戦は27・28日の2日間で24試合が組まれている。
シード校が登場する2回戦は30日に16試合がおこなわれる。桐蔭学園は茗溪学園(茨城)対常翔学園(大阪第2)の勝者と対戦。同じくシード校である3月の「全国選抜大会」準優勝の京都成章(京都)は倉敷(岡山)対土佐塾(高知)を勝ち上がったチームと戦う。
初出場は3校。岐阜聖徳(岐阜)は27日に中部大春日丘(愛知第1)と、慶應志木(埼玉第2)は同じ27日に青森山田(青森)と、名古屋(愛知第2)は28日に流経大柏(千葉第1)と対戦する。
1月1日の3回戦の結果をもってベスト8が決定した後、次のステージである準々決勝の組み合わせ抽選が当日におこなわれる。なおこれまでの大会で実施されていた、準々決勝終了後の準決勝の再抽選は今大会からなくなる方針となった。
準々決勝の最終第4試合は1月3日14時45分キックオフ(KO)でおこなわれ、16時ごろ終了する。仮にこの試合を勝ち上がったチームが準決勝の抽選で第1試合の1月5日12時45分KOの試合となった場合、国際的に推奨される48時間以上の試合間隔を満たせない。この可能性を排除するため、準決勝の抽選は今後の大会で実施されないことが決まった。
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