2027年10月1日に開幕する「ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会」のプール組分け抽選会が12月3日、シドニーでおこなわれた。日本はフランス、アメリカ、サモアと同組のプールEに入った。
今大会より出場チーム数が従来の20から24に拡大するため、予選プールの構成が4チーム×6プールに変わった。出場24チームを世界ランキングの順に6つずつの「バンド」に分け、4つのバンドから1チームずつプールに入るチームを決めていく。
抽選会はバンド4の組分けからスタート。12位の日本は第2グループの「バンド2」で、サモア、アメリカが入っていたプールEに決まった。最後のバンド1からプールEに入ったのは、前回大会ベスト8で今年のシックスネーションズ王者のフランス。日本とサモアはRWC2015以降、4大会連続で同じプールに入った。
開催国のオーストラリアはバンドに関わらずプールAに入り、パースでおこなわれる開幕戦を戦うことが決まっていた。そのプールAにはタスマン海を挟んだ隣国のニュージーランドと、南アメリカ/パシフィックプレーオフを制したチリ、初出場のホンコン・チャイナが入った。
世界ランキング1位でRWC2連覇中の南アフリカはプールBで、イタリア、ジョージア、ルーマニアと同組になった。
予選プール終了後、各プールの上位2チーム(×6プール=12チーム)と、3位の中での成績上位4チームの「ベスト16」がノックアウトステージの決勝トーナメントに進む。
決勝トーナメントの組み合わせはすでに確定している。仮に世界ランキング通りに予選プールが進んで、日本がプールEを2位通過した場合、決勝トーナメント1回戦でプールAの2位とぶつかる。これも世界ランキング通りに進むと、対戦相手は開催国オーストラリアとなる。
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■ラグビーワールドカップ2027 予選プール組分け
※カッコ内数字は世界ランキング順位
<プールA>
ニュージーランド(2)
オーストラリア(7)
チリ(17)
ホンコン・チャイナ(23)
<プールB>
南アフリカ(1)
イタリア(10)
ジョージア(13)
ルーマニア(22)
<プールC>
アルゼンチン(6)
フィジー(8)
スペイン(15)
カナダ(25)
<プールD>
アイルランド(4)
スコットランド(9)
ウルグアイ(14)
ポルトガル(20)
<プールE>
フランス(5)
日本(12)
アメリカ(16)
サモア(19)
<プールF>
イングランド(3)
ウエールズ(11)
トンガ(18)
ジンバブエ(24)
