
■関西大学Aリーグ
11月30日@花園Ⅰ(大阪)
【天理大 47−15 京産大】
関西リーグの全勝同士による優勝決定戦が11月30日、花園ラグビー場第1グラウンドでおこなわれた。3年連続で天理大と京産大の顔合わせとなった。
試合は天理大が47-15で破った。2年連続の優勝を飾った。
天理大は序盤からフィジカルで前進、トライを重ねた。先制トライは前半5分。連続攻撃から最後はSH朝倉達弥が抜け出した。
11分にはNO8シオネ・ポルテレにトライを許して7-5と詰められるも、14分、20分にFLアリスター・サウララが高い決定力を見せて連続トライ。21-5とリードを広げた。
しかし京産大はその後、反則を重ねていたスクラムで押し込む。不安定なラインアウトもボールを保持できればモールで前進できた。
それでも何度か訪れた好機を活かせず、28分に挙げた40メートル超PG(SH髙木城治)の3点に終わった。
後半も天理大の優勢で試合は進んだ。3分に追加点を奪い、今季好調のゴール前ディフェンスをこの日も発揮。SO上ノ坊駿介共同主将の50:22キックやハイパントで巧みにエリアを取り、17分にはWTBフコフカ・ルカスがフィニッシュ。35-8とし、大勢を決めた。
天理大の小松節夫監督は「今年は6月に不祥事を起こしてシーズンを戦えるのか不安があった中、みなさんのご協力のおかげでリーグに参加させていただけた。それだけでもありがたかったですし、チャレンジャーの気持ちを持って戦い抜くことができました」と感謝を語った。
1位の天理大は12月20日に全国大学選手権の初戦を迎える。2位の京産大は関東大学対抗戦5位の慶大と、3位の関西学院大は福工大と、12月14日に花園ラグビー場で対戦する。
■関西大学Aリーグ
11月30日@花園Ⅰ(大阪)
【関西学院大 40−31 近畿大】
優勝決定戦の前に第1グラウンドでおこなわれた関西学院大×近大は、関学が40-31で破った。
関学はすでに3位を決めて選手権出場を決めていたが、高いモチベーションで最終節に臨んだ。
昨季、同じ11月30日に同じ近大を相手に敗れ、選手権を逃したからだ。
関学の小樋山樹監督は「ちょうど1年前に悔しい思いをしたので、去年の4年生の分まで勝ち切ろうと話していました」。
序盤から激しく攻守が入れ替わる中、0-3で迎えた前半15分に逆転トライを挙げた。
広いスペースにボールを展開、FB的場天飛のランを起点にオフロードパスを繋ぎ、最後はSH川原大が上げたキックに反応した的場がトライゾーンに運んだ。
その3分後にはSO新井竜之介の50:22キックからモールを押し込む。14-3とリードを広げた。
しかしすぐに14-10と迫られ、以降もスクラムやディフェンスで反則を重ね、数的不利の時間もあったが、ゴール前でしぶとく守ってリードを保った。
後半もスコアは激しく動き、立ち上がり10分で21-17と推移。ここから関学が突き放した。
14分にFB的場が敵陣10メートル線付近から個人技で3トライ目を奪うと、23分には相手のミスを突いて35-17とした。
それでも、近大の気持ちは終盤まで切れなかった。7点差以内の負けで得られる「勝ち点1」で入替戦を回避できる可能性は大きく高まるからだ。
27分、31分と連続トライで盛り返す。42分にトライを奪われて31-40と9点差まで広がるも、試合終了間際にも攻め立て、22メートル線外でPGのチャンスを得た。
しかし、CTB西柊太郎の放ったキックはポールに当たって跳ね返る。まもなくノーサイドの笛が鳴った。
よって、第2グラウンド第2試合の結果を待つことになった。
試合後、近大の神本健司監督は「まだシーズンが終わったわけではないが、今季は強みこそ生かせたが勝利に繋がらなかった。他の武器が少なかったのかなと思います」と語っていた。
■関西大学Aリーグ
11月30日@花園Ⅱ(大阪)
【関西大 48−22 摂南大】
【同志社大 29-19 立命館大】
第2グラウンドでは昨季の下位4校がぶつかり、第1試合では関西大が摂南大を48-22で破った。2017年以来の3勝を挙げ、5位に入った。
第1グラウンド第1試合の結果から、入替戦行きの可能性がなくなった同志社大は、第2試合で立命館大と対戦。大きくボールを動かすアタックが奏功し、29-19で3勝目をマークした。前年の6位から順位を2つ挙げ、4位でフィニッシュした。
これにより、入替戦の出場校は7位の立命館大と、すでに決まっていた8位の摂南大となった。
入替戦は12月13日に宝が池球技場でおこなわれる。春王者の立命館大はB2位の大体大と、摂南大はB1位の龍谷大と対戦する。
なお、Bリーグの首位決戦は11月30日におこなわれ、龍谷大が20-17で大体大から勝利を挙げた。3年ぶりのBリーグ優勝を飾った。
<最終順位(勝点)>
1位 天理大(39点)7勝0敗
2位 京産大(29点)6勝1敗
3位 関西学大(24点)5勝2敗
4位 同志社大(14点)3勝4敗
5位 関西大(13点)3勝4敗
6位 近大(10点)2勝5敗
7位 立命館大(9点)2勝5敗
8位 摂南大(1点)0勝7敗
※天理大学は、全勝により勝ち点4を追加
