一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン(JRLO)は11月28日、リーグワン2026-27シーズンより受け入れ予定の新規参入チームの申請状況について、AZ-COM丸和MOMOTARO’Sが参入審査基準を充足または充足見込みで、唯一の「新規参入審査対象チーム」となったことを発表した。今後の戦績等をふまえ、2026年1月末に参入の可否を最終決定する予定だ。
7月末締切の新規参入申請チームは、共にトップイーストリーグAグループに加盟するAZ-COM丸和と日立Sun Nexus茨城の2チームであったが、日立は参入審査基準に充足せず今回の対象からは外れた。
今季のトップイーストAで、AZ-COM丸和は6勝・勝ち点28で現在2位につける。全国社会人ラグビーフットボールトーナメント大会(旧3地域社会人リーグ順位決定トーナメント)出場が決まっており、決勝は1月24日もしくは25日におこなわれる。
JRLOは参入審査要件の「戦績」基準について、直近の成績を重視する過去3年間の競技実績を確認し「リーグワンもしくはそれに準ずるリーグにおいて十分な戦績を有すること。または、強化方針に基づき、それらと同等の活動ができるものと想定できること」と規定している。
AZ-COM丸和は2023-24シーズン、トップイーストBで2位となり入替戦を勝ち抜きAグループに昇格。2024-25シーズンはトップイーストAで優勝、3地域社会人リーグ順位決定トーナメントは準優勝だった。
AZ-COM丸和の新規参入が決定した場合、2026-27シーズンからディビジョン3に加わる。
