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【RWC2027】サモアが最終予選を突破し最後の1枠に滑り込み。最終戦でベルギーと引き分け、勝ち点で上回る。

2025.11.19

10大会連続RWC出場が決まったサモア代表(Photo /World Rugby via Getty Images)

 ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会(RWC2027)最終予選の「サモア対ベルギー」が11月18日、ドバイでおこなわれ引き分けに終わった。この結果、4チームの総当たり戦である最終予選を1位で突破したサモアが本大会出場を決めた。

 24チームが出場するRWC2027は日本を含む23チームが出場を決めていた。最後の1枠が決まる最終予選は、11月8日から18日にかけてドバイで集中開催される4チームの総当たり戦で、ナミビア、ベルギー、ブラジルが参加した。

 13日の第2試合終了時点で予選突破の可能性を残すのは、2勝・勝ち点10のサモアと2勝・勝ち点9のベルギーに絞られていた。9大会連続出場中のサモアと初出場をめざすベルギーは18日の第3試合で対戦した。

 前半は互いにイエローカードが出る中でPGの打ち合いが展開され、ベルギーが6-3でリードして折り返す。後半も緊張漂う接戦が展開される中、23分にサモアが深い位置まで攻め込みNO8エイブラハム・パパリィがポール下にトライ(G)をマークして逆転。30分にもPGを加えてリードを広げた。(13-6)

 予選突破には勝利という結果が必要なベルギーは、33分にキャプテンのFLジャン・モーリス・デキュバーがトライゾーンに体とボールを押し込み同点に追いつくも、ここから追加点は得られず。13-13の引き分けに終わり、サモアが10大会連続10回目のRWC出場を決めた。

 RWC2027から出場チーム数が従来の20から24に拡大。予選プールの構成は4チーム×6プールに変わる。12月3日には本大会のプール組分け抽選会がおこなわれる。

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