ラグビー日本代表戦 4週連続WOWOWで!
11/16(日)午前2:15「ウェールズvs日本」生中継
■リポビタンDツアー2025(キルター・ネーションズシリーズ)
11月8日@アビバ・スタジアム(ダブリン)
【日本 10-41 アイルランド】
世界ランキング13位・日本代表の欧州遠征「リポビタンDツアー」の第2戦は、ランキング3位の強豪、アイルランド代表のホームでのテストマッチ。通算対戦成績は1勝11敗。直近の試合は2021年11月6日に同地で対戦し、5-60で日本が敗れている。
前半6分、アイルランドはPGで3点を先制する。ここからボールをキープしながら前進する日本であったが、17分にCTBチャーリー・ローレンスが危険なタックルでイエローカードを受けて10分間の一時退出となる。1人多いアイルランドは20分に左サイドの空いたスペースを抜けたSOジャック・クロウリーがトライ(G)、リードを10点に広げた。
27分にはラックからのピックゴーでPR竹内柊平が突破を試みるがオフサイドの判定を受ける。その後の30分、アイルランドが22mライン付近まで攻め込む中でボールが落ちるもプレーは継続され、ここで日本の守備陣に生まれたスキを突いたFLニック・ティモニーが裏に抜けてトライラインを越えた。(17-0)
しぶとくボールキャリーを続けた日本のアタックが実ったのは37分。ペナルティを誘いながら前進し、ラインアウトのチャンスからモールで進みHO佐藤健次が押さえてトライ。SO李承信のコンバージョンも決まり7点を返した。
日本は前半終了間際にもPGで3点を重ね、10-17の7点ビハインドで前半を折り返す。
前半終盤にWTBジェイコブ・ストックデールがヘッドコンタクトによりシンビン、数的不利となったアイルランドだが、後半8分に右サイドからの折り返しでPRアンドリュー・ポーターがトライゾーン右中間に飛び込み5点を追加した。
日本のチャンスは24分、FB矢崎由高がキックカウンターからゲインするも、続くフェーズでボールを失い得点とはならず。ターンオーバー後の27分、アイルランドはラインアウトモールからトライを奪い、リードを17点に広げた。
その後、ポゼッションとテリトリーで主導権を握るアイルランドが2トライ2ゴールを重ねる一方、日本は後半の40分間で得点を加えることができず、10-41でアイルランドが快勝した。
左WTBとしてフル出場した長田智希は「いい形、チャンスを作っても仕留めきれないのがここ数試合の課題」との認識を示した。重ねて「コミュニケーションもですし、アタックラインのオーガナイズを明確にすることもですし、一人一人のスキルであったりを練習から改善していくしかないと思います」と語り、次戦以降を見据えた。
「リポビタンDツアー」は今後、ウエールズ戦(15日・カーディフ)、ジョージア戦(22日・トビリシ)の2試合を残す。※日時は現地時間
