ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップに所属するアイルランドのアルスターは10月29日、元アイルランド代表キャプテンのローリー・ベスト氏が新たなゼネラルマネージャーに就任すると発表した。
アイルランド代表124キャップを誇り、キャプテンとしても活躍したベスト氏は、アルスターでもクラブを代表する存在だった。
2004年から2019年までに219試合に出場した。
2019年のワールドカップ準々決勝を最後に現役引退。その後はフィジー代表やMLRシアトル・シーウルブズでコーチ経験を務めた。
11年間同職を務めたブリン・カニンガム氏の後任として古巣に戻ってきたベスト氏は、昨季14位と下位に甘んじたチームの再建を担う。
主に選手育成、アカデミーからトップに優秀な選手を送り込むパスウェイの強化を統括する。
「アルスターは私の人生において非常に大きな存在です。このような形でクラブに戻れることを本当に光栄に思います」とコメントした。
「このクラブが選手、スタッフ、サポーター、そしてスポンサーにとってどれほど大切なものであるかを深く理解しています。すでに築かれている強固な基盤の上に立ち、アルスターがその可能性を最大限に発揮できるよう貢献していくことを楽しみにしています」