日本代表がオーストラリア代表と対戦する「リポビタンDチャレンジカップ2025」(10月25日・国立競技場)を今週末に控えた直前決起会イベント「みんなで超えていこう。ラグビー日本代表ファンミーティング」が10月22日、東京・丸の内で開催された。
前半のトークセッションのゲスト、元ハンドボール日本代表キャプテンの土井レミイ杏利さんは「プライベートでも仲が良い」FLベン・ガンターとの交友関係を紹介。「最初、壁が動いているのかと思った」と土井氏も驚く195センチ・120キロのボディを持つガンターだが、「すごい笑顔」と魅力を語った。
イベントの後半では日本代表の選手23名とエディー・ジョーンズHC、永友洋司TDが登場。小学生からの質問コーナーでは、37歳のFLリーチ マイケルが「いつまで日本代表をやろうと思いますか?」との問いに対し、「僕の中のポリシーで、呼ばれている以上はずっと日本代表でプレーしたいと思っています」と回答し、観客からの拍手を浴びた。
日本代表でもトップクラスのスピードを誇るCTBディラン・ライリーは「どうやったら足が速くなりますか?」という質問に「毎日公園で友達とかけっこをしたり、お父さんと追いかけっこをしたらコツをつかんだ」「『足が速くなる』と信じたら、速くなります」と自身のエピソードを交えながら回答した。
イベント終盤では「オーストラリア戦勝利のカギ」をフリップに書いて回答。エディー・ジョーンズHCは「Intensity of Effort!!(努力の強度)」と記入し「高い強度で努力し続けること。それを80分間やれば勝機は見えてくる」とチームの奮起を促した。
SO李承信は「Fast Start(速いスタート)」と書き、「キックオフから、自分たちから仕掛けていく」「全てのファーストプレーで、相手を圧倒するぐらいインパクトを与えて、自分たちのスタンダードを作っていく」「特に最初の20分、相手を圧倒できれば必ず結果が見えてくると思います」と先制攻撃への強いマインドを示した。