リーグワン ディビジョン1のリコーブラックラムズ東京は10月20日、2025-26シーズンの新体制を発表した。元ニュージーランド代表“オールブラックス”のSH TJ・ペレナラがキャプテンを務める。
オールブラックスとして89キャップの試合出場記録を持つTJ・ペレナラ(33)は昨季ブラックラムズに加入し、レギュラーシーズン全18試合に先発出場した。試合途中でスターターとリザーブを入れ替えることがセオリーとされるSHというポジションながら、1403分のプレータイム(1試合平均77.9分)でほぼフル稼働し、チームを牽引した。
昨季もチームキャプテンHO武井日向の負傷欠場時は多くの試合でゲームキャプテンを務め、13試合でチームの先頭に立つなどリーダーシップを発揮してきた。
ペレナラはキャプテン就任にあたり「私たちには素晴らしい選手やリーダーが揃っています。彼らと共にこの役割を担えることにワクワクしています。今シーズンは、昨シーズン作り上げたものをベースに、さらにビルドさせる絶好の機会です。早くグラウンドに立ち、ファンの皆様の前でプレーしたいです」と意気込みを表現している。
共同バイスキャプテンはNO8松橋周平(31)とCTB池田悠希(30)の2名が就く。3季目のバイスキャプテンとなる松橋は「昨シーズンの結果はチームとして望んでいる結果ではなかったですが、チームとしての成長の手応えを感じています。今シーズンはさらにチームとしてレベルアップして僕自身もいいパフォーマンスを出せるよう日々精進してチームをリーダーズと共にドライブしていきます!」とコメント。
現在、日本代表活動に参加中の池田は「チームの目標を達成するためにリーダーの1人としてオンフィールドでもオフフィールドでも常にチームに対して正しい姿勢、行動を示し続けていきたいと思います」と抱負を述べた。
スタッフの新体制も発表され、PRパディー・ライアン(37)がスクラムアシスタント担当のプレイングコーチを務める。また、アナリストの山門翔悟氏、スポーツサイコロジストとして布施努氏がチームに加わる。