全国4ブロックでおこなわれる小学校高学年カテゴリーの交流大会『SEINAN ラグビーマガジンCUP』の今季最後の第4弾、『SEINAN ラグビーマガジンCUP 第25回東北小学生ラグビーフットボール交流大会2025』が、10月11、12日の2日間に渡って開催された。
東北地方の6県で持ち回りで開催される本大会。今年はサッカー日本代表のトレーニング拠点として知られ、2019年W杯ではアルゼンチン代表の公認キャンプ地となったJヴィレッジ(福島県双葉郡楢葉町)が舞台となり、東北で活動する13チームの小学生プレーヤー約200名が集結して熱戦を演じた。同時開催された東北ガールズ・ラグビーフェスティバルでは、中学生から小学生の女子プレーヤーが試合や合同トレーニングをおこない、天然芝のピッチでスキルアップの機会を得ていた。
1日目は終日雨が降り注ぐも、2日目は曇り空のスポーツには程よい天候となった今大会で、各チームは日頃の練習の成果を発揮したパフォーマンスを披露。体格を生かして前進するプレーヤーに対し果敢なタックルを仕掛ける攻防に、ベンチからは味方を勇気づけるコールが響く。合同チームも力を合わせて一丸となって相手に立ち向かう姿を見せてくれた。
それぞれのプレーヤーの胸にはできたこと、できなかったこと、楽しい・悔しい感情や思いが刻まれたはずだ。ラグビーの魅力と奥深さを知ったこの日の経験が、きっとこれからの人生を豊かにするだろう。この大会から羽ばたく選手たちが未来でどのような姿を見せてくれるか、楽しみだ。
※本大会の模様は、11月25日発売のラグビーマガジン1月号で掲載いたします。出場全チームの写真も掲載いたしますので、ぜひお買い求めください。
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