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【リーグワンライジング】スピアーズがダブルスコアの快勝。終盤の3連続トライでダイナボアーズを突き放す。

2025.10.05

逆転トライを決めたCTB松下怜央[S東京ベイ](撮影:木村大輔)

■リーグワン ライジング 第2週
・10月5日@重兵衛スポーツフィールド中台(千葉)
【S東京ベイ 38-19 相模原DB】

 若手選手の育成を主な目的として、今年度より新設された「ジャパンラグビー リーグワン ライジング」第2週、昨季D1準優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイとD1・9位の三菱重工相模原ダイナボアーズが千葉県成田市で対戦した。

 試合が動いたのは前半9分、ダイナボアーズが圧力をかけて前進し、ゲームキャプテンのFL坂本侑翼が左中間にトライ(G)。ビジターが7点を先取した。

 ここからスピアーズがテリトリーを優位に進める試合展開が続く。ダイナボアーズはペナルティを与えながらも要所で耐えていたが、スピアーズは31分にラインアウトからNO8アシペリ ・モアラがディフェンスラインを突き抜けてトライ(G)。同点に追いついくと、直後の34分にもキックカウンターからの素早い展開でCTB松下怜央が逆転トライ(G)をマークした。

 14-7のスピアーズリードで迎えた後半も最初のスコアはスピアーズに入る。後半7分にWTB二村莞司が右大外を抜けてトライゾーンに飛び込み7点を追加した。

 ここからダイナボアーズも反撃。17分に左サイドにスペースを作るとWTBダウリング タイに回して5点を返す。スコアの均衡が続いた後の34分にも、敵陣センタースクラムのチャンスからCTB TJ・ヴァエガがトライ(G)を奪い2点差に迫った。(19-21)

 底力を見せるスピアーズは38分にWTB二村、42分にキャプテンのFB島田悠平がトライを決めてリードを広げる。さらに45分、ターンオーバーからのカウンターでSH古賀駿汰がトライを奪い試合を締め、38-19でスピアーズが成田のファンの前で快勝を見せた。

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