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“ブライトンの奇跡”を生んだ決勝トライのカーン・ヘスケスがルリーロ福岡を退団、NZへ帰国。

2025.10.03

ルリーロ福岡で2シーズン戦ったカーン・ヘスケス(©︎JRLO)

 NTTリーグワン ディビジョン3のルリーロ福岡は10月3日、新加入選手および退団選手を発表した。

 退団が決まったのはWTBカーン・ヘスケス、PR町野泰司、FL久田侑典、CTBアカリバ・サカサカイバルの4名。

 カーン・ヘスケスはニュージーランド出身の40歳。2010年に来日し、当時トップリーグのサニックスに加入した。日本代表では16キャップの出場記録を持ち、2015年W杯イングランド大会の南アフリカ戦では決勝トライを決めて“ブライトンの奇跡”の立役者となった。

 2022年の宗像サニックスブルース廃部後、2023年よりルリーロに加入。リーグワン昇格初年度の昨季はFLに転向し、5月4日の第14節・SA広島戦でトップリーグ/リーグワン通算100試合出場を達成した。

 ヘスケスはコメントで「ルリーロ福岡からの引退」発表。「私は幸運にも、あれから2シーズンですが、私が愛するスポーツを続けるチームを見つけることができ、またこの特別なチームの一員となることができました」と感謝を表現した。今後はNZに帰国するという。

 新加入選手のNO8エライジャ ウィチメはNZ・オークランド大出身で、浜松ラグビークラブ BREAK EEL’S、Gpassionersを経て加入する。「新しい挑戦になりますが、自分らしいラグビーを見せられるよう全力を尽くします」と意気込みを語っている。

 合わせて倉屋望アシスタントコーチの加入、LO柏木智泰がメディカルスタッフに転向することが発表された。

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