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関東大学ラグビー「対抗戦A」「リーグ戦1部」の主将が集結。9.13開幕前に「一文字」で意気込み。

2025.09.01

早大・CTB野中健吾/帝京大CTB大町佳生(撮影:編集部)

 9月13日の開幕を前に、「関東大学対抗戦Aグループ」8チーム、「関東大学リーグ戦1部」8チームが集結するメディアカンファレンスが1日に秩父宮ラグビー場で開催された。

 全16チームのキャプテンと監督が参加したイベントの中で、キャプテンが今年のチームを漢字一文字で表し意気込みを語った。昨年度の対抗戦で17年ぶりの全勝優勝、全国大学選手権準優勝の早大・CTB野中健吾主将が書いた文字は「繋」。

「チームがどんな状況でも、試合に出ている部員だけでなくチーム全員160人で繋がって戦っていく、という意味を込めました」

 今夏、菅平の練習試合では帝京大に17-35で敗れたが、「しっかり自分たちの課題も見えましたし、これからの成長がうかがえる試合内容だったと思います。決してネガティブではないです」と前向きに秋シーズンを見据える。

 その早大に対抗戦では敗れたものの、大学選手権決勝でリベンジを果たし4連覇中の帝京大はCTB大町佳生主将は「粘」と書いた。「チーム全員がグラウンド内外でハードワークして、何事もしっかり“粘り強く”やり切ることを体現して、日本一に向けて頑張っていきたいです」と宣言。

「今年のチームは個人で圧倒的なパワーを持つ選手がいない中で、チームワークを出して、目の前の試合に向けて全力で準備をして、一つひとつ戦うことが『全勝優勝』のカギになると思います」と昨年逃したタイトル奪取への意気込みを語った。

 昨季リーグ戦で7年ぶり9度目の優勝を果たした、大東文化大のSO伊藤和樹主将が書いた一文字は「次」。「チーム内外で“次”へ進めるように」優勝のさらにその先への決意を語った。

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