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鈴木貴士男女7人制コーチングディレクターが8月末で退任。クボタスピアーズ船橋・東京ベイの育成マネージャーに転身。

2025.08.18

鈴木貴士 男女7人制コーチングディレクター(撮影:幡原裕治)

 日本ラグビー協会は8月18日、鈴木貴士 男女7人制コーチングディレクターが任期満了により8月31日付で退任することを発表した。

 鈴木貴士氏(44)はプレーヤーとして中央大、セコム、クボタに所属。セブンズ日本代表としては25キャップの出場記録を持ち、2009年ワールドカップセブンズドバイ大会に出場。2006・2014年のアジア大会では金メダルを獲得した。

 2017年の現役引退後は男子セブンズ日本代表HC、セブンズユースアカデミーコーチ、ユニバーシアード男子日本代表HCを歴任。2021年12月から女子セブンズ日本代表HCに就任し約3年間に渡りチームを指揮した。

 サクラセブンズのオリンピック史上最高位となる9位の戦績を残した2024年パリ五輪後にHCを退き、同年10月より男女7人制コーチングディレクターとして男女7人制強化計画の立案・実施、コーチ育成等に携わった。

 今後はリーグワンD1のクボタスピアーズ船橋・東京ベイで、2025-26シーズンより育成マネージャーとなる。

<鈴木貴士 男女7人制コーチングディレクター コメント全文>
2017年より約8年間にわたり日本ラグビー協会へ出向しておりましたが、このたび会社へ帰任することとなりました。男子セブンズコーチとして東京オリンピックに臨み、女子セブンズヘッドコーチとしてパリオリンピックを経験し、その後は男女の指導経験を活かし、男女7人制コーチングディレクターとしてチームの強化と発展に携わってまいりました。この間に多くの仲間・選手・スタッフと出会い、大変貴重な経験を積ませていただきました。心より感謝申し上げます。この8年間で得た知識・経験・人とのつながりは、私の財産です。今後は会社にて、この経験を新たな形で還元し、引き続きラグビー界の発展にも微力ながら貢献できればと考えております。これまでのご支援・ご指導に深く御礼申し上げます

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