女子スペイン代表を迎えての女子日本代表“サクラフィフティーン”のテストシリーズ「太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2025」の第2戦(7月26日17時05分キックオフ)に向け、女子スペイン代表が7月25日に秩父宮ラグビー場で前日練習をおこなった。
17時過ぎに始まった前日練習は、冒頭の15分ほどが報道陣に公開された。午前中におこなわれたサクラフィフティーンのキャプテンズランとは異なり、日が傾きグラウンド全体が日陰に覆われる中、スペインの選手たちは軽快な動きでハンドリングやフットワークのドリルなどを消化。その後は先発メンバーと控え組の2チームに分かれて実戦形式のメニューをおこない、秩父宮の芝の感触を確かめた。
またトレーニングに先立ちおこなわれた記者会見には、フアン・ゴンザレス・マルエコスHCとゲームキャプテンを務めるPRラウラ・デルガードが登壇。マルエコスHCは「見る人が試合に入り込む気持ちになるようなプレーをしたい」とゲームに向けた意気込みを語り、この試合で50キャップの節目を迎えるデルガードキャプテンは「先週の反省をふまえてこの1週間準備をしてきた。明日の試合が待ちきれません」と試合前日の心境を口にした。
なおサクラフィフティーンと女子スペイン代表はW杯で同組のプールCに入り、プールマッチ最終戦(日本時間9月7日20時キックオフ)で対戦する。7月19日に北九州でおこなわれたシリーズ第1戦は32-19でサクラフィフティーンが勝利しており、W杯前最後のトレーニングマッチで両者がどのようなパフォーマンスを見せるかが注目される。