7月26日の女子スペイン代表とのテストマッチ第2戦を控える女子日本代表“サクラフィフティーン”が、22日の練習をメディアに公開した。
千葉県内で気温30度を超えるコンディションの中おこなわれたトレーニングセッション。ユニット練習でFWはラインアウト、スクラムを組み合い、BKはグリッドでのタッチフット、ラインアタックなど軽快な動きを見せた。
実戦形式のアタック・ディフェンスでは、高い強度での攻防が展開された。様々なシチュエーションを想定する中、キックを多用する動きが見られた。
レスリー・マッケンジーHCは今日のセッションを「タフ」で「シャープ」なトレーニングと表現。「とてもよかったと思いますし、ディテールにこだわったポジティブな形です。意識も高かったと思いますし、今週末に向けてだけではなく今後の試合に向けていろいろと精査する点はまとまってきていると思います」と総括した。
8月22日に開幕する女子ラグビーW杯イングランド大会で、プールステージ突破と初のベスト8を目指してトレーニングを重ねる中、「このスタイルで積み重ねることができれば、ターゲットは自然についてくると思っています」と順調な仕上がりを強調した。
イングランドでのプレー経験が豊富なSO山本実は今日のセッションを「自分たちに負荷がかかって、その中で自分たちの役割を確認することができました」と振り返った。キーとなるオープンプレーのキックについては「見極める力が大事」であり、「状況を見ながら何をしていくか選択することが私は得意だと思うので、そこでチームに貢献したい」と意欲的に語った。
サクラフィフティーンは今月19日のスペイン戦に32-19で勝利した。W杯前最後の国内テストマッチである26日の対スペイン第2戦後、イタリア遠征を経て8月24日のW杯プールステージ初戦、アイルランド代表戦に臨む。
【太陽生命JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2025 第2戦】
7月26日(土)17:05キックオフ
女子日本代表 vs 女子スペイン代表
@秩父宮ラグビー場
<放送・配信予定>
・J SPORTS 3 16:45(生中継)
・J SPORTSオンデマンド 16:45(ライブ配信)
・BS日テレ 17:00(生中継)