NTTリーグワン ディビジョン2のNECグリーンロケッツ東葛は7月18日、グレッグ・クーパー ヘッドコーチとライアン・パイパー アシスタントコーチの就任を発表した。
ニュージーランド出身で60歳のグレッグ・クーパー新HCは、FBとしてプレーした選手時代にオールブラックスとして7キャップを得ている。現役引退後の2012年、当時トップリーグのNECに加入してHCを2季、アドバイザーを2季務めた。
その後、フランス・TOP14のスタッド・フランセのHCを経て、2018年度から日本の三菱重工で4季HCを務めた。直近では2022年よりアメリカ・MLRのユタ・ウォリアーズのHCとしてチームを指揮していた。グリーンロケッツのHCとしては、12季ぶりの復帰となる。
就任にあたり「NECグリーンロケッツ東葛は誇り高いラグビーの伝統を持つクラブであり、ヘッドコーチとして、チームを再び日本ラグビーのトップディビジョンへ導くべく、最善を尽くす決意です」と所信を表明。さらに「大会は12月に始まりますが、それまでには長く厳しい準備の期間が待っています。『勝利を目指して競い合う』姿勢をすべての活動において貫き、日々個々が挑戦を重ね、成長することで、チーム全体としても強くなっていきます。今日という日は、未来の成功を築くための第一歩です」とコメントした。
また、NZ地区代表選手権(NPC)のウェリントンでアシスタントコーチを務めていたライアン・パイパー氏が、アシスタントコーチに就任する。グリーンロケッツは2022年度にD1からD2に降格、D2で2季目の昨季は3位でD1復帰はならなかった。シーズン終了後、ウェイン・ピヴァックHCの退任が発表されていた。