NTTリーグワン ディビジョン1の三重ホンダヒートは6月18日、前田芳人ゼネラルマネージャー(GM)の退任および「GM付アドバイザー」への就任、並びに大橋幸平氏が新GMに就任することを発表した。7月1日付で新体制へ移行する。
前田芳人氏はSHとしてプレーしたチームOBで、2000年の現役引退後2010年まで採用担当を務めた。2015年よりチームに戻り、チームディレクター、ヘッドリクルーターを経て、2018年よりGMに就任した。
ヒートは再来季の2026-27シーズンから、三重県鈴鹿市から栃木県宇都宮市へ拠点を移す。退任後もGM付アドバイザーとしてチームに在籍し、移転に関わる職務も含めてコミットする。
前田氏は「7シーズン、ゼネラルマネージャーという立場で最高の仲間たちと素晴らしい時間を過ごせたことは、私にとって誇りであり本当に幸せな時間でした。この先の三重ホンダヒートの未来は明るく、クラブとして、もうワンランク上を目指せるチームになると確信しております」とコメントを発表している。
大橋幸平 新GMはPRとして2004年から2016年まで12季ヒートに在籍し、2006年度はバイスキャプテン、2007年度から2季はキャプテンを務めた。
GM就任にあたり「私たちのビジョンは、『最も強く、最も尊敬され、最も愛されるチーム』になること。それは、選手・スタッフだけでなく、ファンの皆さまと一緒につくりあげていくものだと信じています。まずは『勝つチーム』になること。応援してくださる皆さまの想いに応えられるよう、チーム一丸となって前に進んでいきます」と所信を表明している。
ヒートは今季D1で12チーム中11位となりD1/D2入替戦に進出。D2で2位の花園近鉄ライナーズに勝利しD1残留を決めた。