ラグビーリパブリック

2028年に「ラグビーワールドクラブカップ」開催を発表。リーグワンへの正式オファーは未達。

2025.05.26

欧州チャンピオンズカップのトロフィー(Photo/Getty Images)

 欧州チャンピオンズカップなどを主催するヨーロピアン・プロフェッショナル・クラブ・ラグビー(EPCR)は、2028年にクラブチームの世界大会「ラグビーワールドクラブカップ」を開催すると5月24日に発表した。

 EPCRのドミニク・マッケイ会長は、24日のEPCRチャレンジカップ決勝を前に大会の計画を発表。16のクラブチームによる4年に1度開催される世界大会で、EPCRを構成するフランス・TOP14、イングランド・プレミアシップ、ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ(URC)の3大会と7か国の協会が全会一致で承認したという。

 英紙タイムズによると、参加する16チームの構成は、欧州チャンピオンズカップから8チーム、南半球のスーパーラグビー・パフィシック(SRP)から7チーム、日本のリーグワンから1チームとなる。

 欧州3大会は2028年のワールドクラブカップに向け、日程を前倒して例年よりも早期に終了することで合意したと報じられている。SRPも同様に日程の調整がされるという。

 フォーマットは4チーム×4プールから上位1チームがノックアウトステージに進出し、準決勝と決勝の対戦が組まれる。2028・2032年大会は欧州の都市が開催地となるようだ。

 リーグワンの広報担当者によると、25日時点でリーグワンへの正式なオファーは届いておらず、プロセスや規程は定まっていない模様だ。

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