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静岡ブルーレヴズ、6名の退団を発表。西村颯平、植木悠治、石塚弘章、田上稔は引退。

2025.05.24

左下から時計回りに西村、植木、石塚、田上、リム、吉岡

 静岡ブルーレヴズは5月24日、2024-25シーズンの退団選手6名を発表した。

 右PRの西村颯平は現役を引退する。2015年加入の32歳。伏見工、立命館大(主将)を経てヤマハ発動機入りし、1年目から出場機会を得た。
 藤井雄一郎体制下では、1年目の2季前は9試合に出場(すべてリザーブ)、今季は出場ゼロだった。

 左PRの植木悠治も31歳で現役引退を決めた。常翔学園、明大出身で元高校日本代表。
 こちらも1年目から出場機会を得たが、2季前に左肩の脱臼などで長期離脱。以降、公式戦の出番はなかった。

 植木と同期入団の石塚弘章もブーツを脱ぐ。188センチの長身を生かしたCTB。WTB、FB、SOでもプレーできるユーティリティBKだ。
 関東大学対抗戦Bの成城大在籍時にはセブンズ日本代表にも選出され、2キャップを得た。
 2022年秋に右膝前十字靭帯を損傷、以降3シーズンはプレータイムを得られなかった。

 SHの田上稔も現役引退を決断した。高校代表、ジュニア・ジャパンの経歴を持つ28歳。佐賀工、帝京大を経て2019年に加入し、2022年には5試合に先発するなど存在感を示した。
 2季前に左大胸筋を負傷、今季の出場は1試合にとどまった。

 21歳のCTB、ハンター・リムもチームを離れる。オーストラリア出身で、2023年に入団。出場機会はなかった。

 リムとともに豪州のブラザーズから加入した、吉岡義喜の退団も決まった。
 興国、東洋大出身の24歳で、今季はグリーンロケッツ東葛に期限付き移籍。5試合に出場、1試合に先発、トライも記録した。

 この日はアシスタントスタッフの寒河江涼太、アスレティックトレーナーの海江田晃の退団スタッフも発表された。

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