元ニュージーランド代表“オールブラックス”のカーロス・スペンサー氏が、アイルランドのクラブチーム、テレニュア・カレッジRFCのヘッドコーチに就任する。現地時間5月10日にクラブから発表された。
現役時代は“キング”と称されたSOで、オールブラックス35キャップを持ち2003年W杯にも出場したスペンサー氏。2010年の現役引退後に指導者としてのキャリアをスタートさせ、2016年度から3季はトップリーグの宗像サニックスでBKコーチを務めていた。直近では今春まで女子スーパーラグビーのブルーズでコーチだった。
テレニュア・カレッジRFCは国内リーグ、オール・アイルランド・リーグ(AIL)のディビジョン1Aに加盟する強豪アマチュアクラブで、スペンサー氏は2025-26シーズンから3季の契約を結んだ。
スペンサー氏はHC就任にあたり「テレニュアは誇り高い歴史、情熱的なサポーター、そして強いコミュニティ意識を持つクラブです。今その一員になれたことをとても幸運で光栄に思います」とコメントしている。