女子セブンズ日本代表“サクラセブンズ”の谷山三菜子が、「HSBC SVNSアワード2025」で女子部門の「トライ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。HSBC SVNS 2025 ワールドチャンピオンシップ ロサンゼルス大会中の現地時間5月3日に発表された。
年間ベストトライに輝いたのは、HSBC SVNS 2025の第4戦、カナダ・バンクーバー大会・準々決勝のアメリカ戦でマークされた谷山のトライだ。
日本が後半終了間際に追いつき17－17で延長戦に突入。先にスコアしたチームが勝利する状況で時計が進んだ延長3分、右への展開で谷山から辻﨑由希乃へパス、辻崎が左へスライドして相手を引き寄せながらループでボールを戻し、空いたスペースを谷山が走り抜けて勝利を決めるトライをマークした。この決勝トライで、日本はワールドシリーズ史上初のベスト4進出を決めた。
トライ・オブ・ザ・イヤー女子部門は谷山の他にミカエラ・ブレイク（ニュージーランド）、ハイディ・デニス（オーストラリア）、ニア・トリヴァー（アメリカ）がノミネートされており、WEBでのファン投票により谷山の受賞が決まった。
ワールドチャンピオンシップ参戦中のサクラセブンズは1日目のプールステージで3戦全敗だった。2日目は7位決定戦でフランス代表と対戦する。（日本時間5月5日 午前3時50分キックオフ）