NTTリーグワン ディビジョン2の九州電力キューデンヴォルテクスは、SOトム・テイラーが2024-25シーズン限りで現役を引退することを5月1日にSNSで発表した。
ニュージーランド代表“オールブラックス”24キャップで1987年の第1回W杯優勝メンバーであるワーウィックを父とし、1989年にニュージーランド・クライストチャーチで生まれたトム・テイラー。2012年からスーパーラグビーのクルセイダーズでプレーし、2013年にオールブラックスとして3試合に出場した。
その後フランスに渡り、2015年はトゥーロン、2016年から4季はポーでプレー。2020年に当時トップリーグの東芝に移籍し、2022年度からキューデンヴォルテクスに加入した。36歳となった今季は9試合に出場し、個人で2トライ1ドロップゴールを記録している。
九州KVの今季の戦績は4勝8敗・勝ち点19で、8チーム中7位につける。5月3日の第13節・清水建設江東ブルーシャークス戦(KUROKIRI STADIUM)でトム・テイラーは先発SOとして出場する。