花園近鉄ライナーズが2月20日、ジェームス・ブラックウェルの退団を発表した。
LOのブラックウェルは6シーズン過ごしたハリケーンズから昨季加入の29歳。
1シーズン目から大車輪の活躍で、16試合に出場、うち13試合に先発した。
今季も開幕から先発に名を連ね、今季初勝利を挙げた第4節の釜石SW戦まで出場していた。
前田隆介GMは退団の理由について、「ブラックウェル選手から第一子の誕生を迎えるにあたり、家族のサポートをするために退団したいと申し出がありました」と説明。
「話し合いを重ね、チームとして容易な決断ではありませんでしたが、彼の家族を思う気持ちを尊重し、今回の決断をいたしました」とコメントした。
ブラックウェルもチームの発表を通し、「日本での時間、そしてクラブでの時間は、私たちにとって忘れられないものとなりました。フィールド内外でのすべての瞬間が大切な思い出となり、共に過ごした素晴らしい経験に非常に感謝しています。（中略）チームと共にシーズンを最後まで戦えないことを、心よりお詫び申し上げます。ファンの皆さまからのサポートは、私が想像していた以上のものでした。チームメイト、コーチ、クラブの運営スタッフの皆さんには深く感謝しています。ここで築いた友情は、私の一生の宝物です」とコメントを残した。