■第11回全国女子ラグビーフットボール選手権大会 準決勝
/1月19日@三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場 (三重)
【PEARLS 34-24 YOKOHAMA TKM】
関西大会優勝チームのPEARLSと関東大会準優勝チームのYOKOHAMA TKMの対戦カードが組まれた全国女子選手権の準決勝。リーグワンの三重H対東京SG戦終了後に同会場でおこなわれた。
単独チームとして初の決勝進出をねらうTKMは、前半4分のPGをSOキャシー・シアタガが沈めて3点を先制する。前回大会ファイナリストのPEARLSはペナルティを誘いながら前進し、17分にラインアウトを起点にNO8齊藤聖奈がトライ、WTB三輪里佳のコンバージョンも決まり7点を返して逆転した。
TKMは25分にラインアウトモールからのトライ(G)で再逆転すると、PEARLSは38、40分に連続でPGを決めた。リードが次々と移り変わった前半は13-10でPEARLSが先行し折り返した。
後半、イエローカードによる数的不利の時間帯を耐えたTKMは16分にFWを中心に押し込んでFL永岡萌がトライ(G)し、またもリードを奪った。
PEARLSはここから圧力を高めていく。ラインアウトモールからのトライ(G)で逆転すると、29分に中央でラインブレイクしたFB三谷咲月がトライゾーンへ。さらにCTBポーシャ・ウッドマンウィクリフのビッグゲインからフェーズを重ねて、32分にPR北野和子が押し込んでフィニッシュし、3連続トライでPEARLSが21点を重ねた。(34-17)
TKMは35分に途中出場のWTBアテカ・レイヤモが右サイドを破ってトライを1本返すが、反撃はここまで。34-24でPEARLSが勝利し、決勝進出を決めた。
2月2日に秩父宮ラグビー場でおこなわれる決勝の対戦カードは昨年と同じ、東京山九フェニックス対PEARLSに決まった。