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【関東大学リーグ戦 入替戦】昨季昇格の関東学院大[1部・8位]が中央大[2部・1位]との接戦制す。終盤に突き放し残留。

2024.12.15

ラインアウトモールから2トライを挙げた関東学大・FL由比藤聖主将(撮影:松本かおり)

■関東大学リーグ戦 1・2部入替戦/12月15日@熊谷ラグビー場(埼玉)
【関東学院大 49-38 中央大】

 今季1部に昇格し1勝を挙げたものの8位に沈んだ関東学大。2部首位で2021年度以来の1部昇格をめざす中大との入替戦は、互いのプライドがぶつかり合う接戦となった。

 前半4分、ラインアウトから前進し右大外に中大CTB千葉央貴がトライ、FB吉田晃己のコンバージョンも決めて7点を先制した。関東学大は9分にラインアウトモールからドライブしゴールラインを割り、WTB山川誠人のゴール成功で同点に追いついた。

 その後も中大が1トライ1ゴールを決めて関東学大が1トライ1ゴールを返すという展開が2度続き、21-21で前半が終了した。

 後半4分、敵陣22mライン付近のポール正面で得たPGを中大が決める。関東学大は14分にラインアウトモールからのトライ(G)でこの試合初めてのリードを奪うと、22分にSO安藤悠樹の左へのキックパスをキャッチしたWTB山川誠人のサポートに走ったFB星遥大のトライ(G)でさらに7点を追加した。(35-24)

 関東学大はその後35分にWTB諸山祐祥、41分にFB星遥大のランでトライ(G)をマークし、勝利を大きく手繰り寄せる。(49-24)

 追う中大も最後まで自分たちのラグビーをやり切り、44分にはポール下にサポートに走ったPR山下秦がトライ(G)を奪い、直後の45分にも中盤での突破から右サイドにつなぎWTB田積智陽がグラウンディング。一挙に14点を返したところでノーサイドの笛が吹かれた。

 最終スコアは49-38、後半一気に中大を突き放した関東学大が1部残留を決めた。

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