ラグビーリパブリック

【プレシーズンマッチ】スピアーズが後半の得点ラッシュでスティーラーズに快勝。木田晴斗は復帰戦で2トライ。

2024.11.09

快足を見せたスピアーズの木田晴斗(撮影:長岡洋幸)

■PSM・11月9日@クボタ船橋グラウンド(千葉)
【S東京ベイ 48-19 神戸S】

 12月21日のリーグワン開幕に向けたプレシーズンマッチ(PSM)。PSM4戦目のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、ホームグラウンドにPSM初戦となるコベルコ神戸スティーラーズを迎えた。

 前半の主導権はビジターの神戸Sが握る。ラインを押し上げた14分、右サイドをゲインしたWTBイノケ・ブルアが先制トライをマーク。FB山中亮平がタッチ際から放ったコンバージョンも決まり、7点を先取した。19分にも再びブルアが右サイドのインゴールに飛び込み、さらに7点を追加した。

 ここから神戸Sのペナルティが重なり、25分にS東京ベイのCTB二村莞司が追撃のトライをマーク。FBゲラード・ファンデンヒーファーがゴールを沈めて7点を返した。

 後半、多くのメンバーを入れ替えたS東京ベイが攻勢を強める。後半2分に右サイドを余らせてWTB山崎洋之のトライで5点を返すと、9分には負傷明けの復帰戦となったWTB木田晴斗が左サイドを抜けてトライし逆転する。(17-14)

 13分・19分にはキックパスからそれぞれ木田晴斗と山崎洋之が続けてトライをマークし、さらにリードを広げた。(29-14)

 24分にS東京ベイ、33分に神戸Sがラインアウトモールからのトライでそれぞれ加点し試合は終盤へ。S東京ベイは35分の山崎洋之の3本目のトライ(島田悠平のG成功)、42分のラインアウトモールからのトライでさらにポイントを重ね、48-19で快勝した。

 脚の負傷から回復して初のPSMとなったWTB木田晴斗は「久しぶりに痛みがない状態で試合ができて、自分の持ち味も発揮できた」と手応えを語った。

Exit mobile version