リーグワン ディビジョン1の浦安D-Rocksが11月7日に特別選手の入団を発表した。長期療養児の自立支援事業「TEAMMATES」の活動の一環として6歳の瀬戸口長勢(せとぐち・ながせ)くんがチームに加わる。
TEAMMATESは、認定NPO法人Being ALIVE Japanが企画・運営する長期療養児のスポーツチーム入団事業。長期療養の子どもがチームの一員として入団し、練習参加や試合会場でのサポート等、定期的にチーム活動に参加しチームメンバーとの関係を構築する。
長勢くんのポジションはWTBで、プレーヤーナンバーは7。「名前に(な)が入っているので、7番にしました。みんなにながせと呼んでほしいです。パスが上手になれるようにいっぱい練習したいです。楽しい選手になれるようにがんばります」とコメントした。
浦安DRの下沖正博 代表取締役社長は、「TEAMMATES活動を通じて、長勢くんと同じ環境の中にあるこどもたちに彼の姿を見てもらい、勇気や希望を感じ取って欲しいと思います。なお、今後は浦安D-Rocksの練習だけでなく試合会場にも参加し、チームの一員として共にディビジョン1を戦い抜きます」と語り、今後の活躍に期待を寄せた。
浦安DRのTEAMMATESによる特別選手の入団は、昨年入団した宮原晴輝くんに続き2人目。リーグワンのチームでは、レッドハリケーンズ大阪もTEAMMATESに参画している。