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【関東大学対抗戦/リーグ戦】帝京大が慶大に快勝。流経大は両チーム総得点142の点取り合戦で日大を下す。

2024.10.20

切れ味鋭いランで再三ゲインした帝京大WTB生田弦己(撮影:髙塩隆)

■関東大学対抗戦Aグループ・10月20日@太田市運動公園陸上競技場(群馬)
【帝京大 57-19 慶應義塾大】

 昨季王者の帝京大がハイテンポなアタックで序盤から主導権を掴む。前半9分にラインアウトからの展開でFL青木恵斗主将のトライ(G成功)で先制。さらに18分、鋭いステップでタックラーを振り切ったSO大町佳生がトライをマークし、リードを広げる。(12-0)

 慶大の初トライは23分、右大外にボールが渡りWTB小野澤謙真が飛び込んだ。しかし帝京ペースは変わらず、29分に青木恵斗が相手ディフェンスを3人倒しながら奪ったトライ(G)など3トライ3ゴールで21点を追加し、33-5の帝京リードで前半を折り返す。

 後半は互いにトライを取り合う展開に。帝京大が素早い展開から右サイドに展開して後半5分にWTB生田弦己がグラウンディングし、19分には慶大がラインアウトモールからHO中山大暉主将がトライ(G)。次は28分に帝京大の青木恵斗がこの日3本目のトライ(G)をマークし、その後慶大は34分にWTB小野澤謙真が2本目のトライ。(19-45)

 帝京大は終盤に2トライ1ゴールでさらにリードを広げ、最終スコア57-19で対抗戦4連勝を飾った。慶大は3戦未勝利。

 3トライでプレーヤーオブザマッチに選出された帝京大の青木恵斗主将は「慶大の接点でのファイトやコンタクトの固さに苦戦しましたが、自分たちで修正できました」と勝利を振り返った。

<次戦日程>
・11月3日(日・祝)帝京大 vs 早大@秩父宮ラグビー場
・10月27日(日)慶大 vs 青学大@栃木県総合運動公園第2陸上競技場

プレーヤーオブザマッチに選ばれた流経大SO佐々木開(撮影:髙塩隆)

■関東大学リーグ戦1部・10月20日@太田市運動公園陸上競技場(群馬)
【流通経済大 78-64 日本大】

 序盤は日大がペースを握る。前半7分、敵陣22mライン付近でラインブレイクしたLOセコナイア・ブルが左サイドにグラウンディングし先制トライ(G成功)を奪う。続けて12分にゴールライン前で獲得したペナルティからタップで前進したセコナイア・ブルが連続トライ(G)でリードを14点に広げた。

 流経大は14分に左サイドを抜けたWTB仲野優輝の1トライを返した後、日大は22分に左サイドを抜けたWTB佐川大樹のトライ(G)でリードを広げた。ここから流経大の得点ラッシュが始まり26、 28、34、37、40分の5トライ5ゴールで35点を重ね、40-21の流経大リードで前半が終了。

 後半も流経大の勢いは止まらない。後半3、8、13、17分に4トライ4ゴールをマークし、さらに28点を重ねる。(68-21)日大も巻き返す。22、24、25、27、31分の5連続トライ(3ゴール)で16点差まで戻した。(52-68)

 また流れを掴んだ流経大は35、38分のトライでリードを広げる。追いすがる日大が42、45分の2トライ1ゴールでビハインドを縮めたところでノーサイド。両チームの総得点142の点取り合戦を流経大が78-64のスコアで制した。

<次戦日程>
・10月27日(日)流経大 vs 法大@上柚木公園陸上競技場
・10月27日(日)日大 vs 立正大@上柚木公園陸上競技場

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