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【関西大学リーグ】京産大、関西学院大が全勝キープ。それぞれ関西大、同志社大を破る。同志社大は3戦全敗。

2024.10.14

先発出場を続ける京産大WTB小林修市(撮影:三野良介)

コンタクト局面で前に出るなど気を吐いた関西大CTB吉良陸人(撮影:三野良介)

■関西大学Aリーグ・10月13日@たけびしスタジアム京都
【京産大 69−19 関西大】

 前節で近大を破り勢いに乗る関西大を、京産大がフィジカルで圧倒した。

 立ち上がりこそ関西大がスクラムでのペナルティを起点に敵陣深くに攻め込むも、石橋チューカ、ソロモネ・フナキが連続でジャッカルを決める。
 前半11分にはフィジカルで前に出て、FL松永壮太朗が先制トライを挙げた。

 4分後にはCTB辻野隼大共同主将の50:22キックを起点に追加点。その直後はゴール前まで迫られるも、モールを粉砕して前半を無失点に抑え、一方的に4トライを追加した。

 31-0で迎えた後半も、セットプレーやコンタクト局面で上回り、SH土永旭の仕掛けも光って20分までに57-5とする。

 以降は関西大のFL西山光太郎が自陣からの突破。SO崎田士人の50:22キックを起点にSH宮内幹太がラックを突くなど連続トライを挙げたが、反撃もここまで。

 京産大は終盤にさらに2トライを加え、計11トライを挙げる。全勝をキープした。

全勝をキープした関西学院大(撮影:三野良介)

■関西大学Aリーグ・10月13日@たけびしスタジアム京都
【関西学院大 52−19 同志社大】

 前節で立命館大に追い詰められながらも逆転勝利を収めた関西学院大が、この日は堅いディフェンスと強力なスクラムで終始優位に立った。

 試合の序盤こそ同志社大の粘りのディフェンスやラインアウトスローのミスが重なったが、スクラムでのペナルティを起点に23分、27分と連続でゴールラインを割った。

 36分には自陣深くで攻められるも攻守を逆転させ、ロングキック+WTB山本快キックチェイスで一気にゴール前まで迫り、まもなく追加点。
 前半終了間際にもCTB松本壮馬が2トライ目をマークして26-0で折り返した。

 後半に入っても勢いは止まらず、1分にラインアウトからのアタックでWTB山本が突破。26分までに3トライを加え、52-7までリードを広げた。

 同志社大は終盤に2トライを挙げるのが精一杯だった。
 3試合を終えて、関西学院大は全勝をキープ、同志社大は3連敗となった。

2トライを挙げた同志社大WTB岩本総司(撮影:三野良介)
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