リーグワン ディビジョン1の三重ホンダヒートの所属選手が道路交通法違反(酒気帯び運転)で検挙された。10月7日にチームから発表された。
事案は今年9月15日午前7時ごろに名古屋市内で発生。当該選手3名の証言によると、前日午後8時ごろに開始したアルコール摂取を伴う会食後、駐車場に停めてあった車両で仮眠を取り、翌朝6時ごろに運転者である當眞慶が目覚め車両を発進させた。駐車場を出て100m走行したところで警察官から停止を求められ、運転者から基準値を超えるアルコールが検知され、検挙された。同乗者の饒平名悠斗、田嶋グンは運転者が検挙された時点で警察官に起こされ、事態を認識するに至ったという。
三重Hは運転者の當眞慶と同乗者の饒平名悠斗、田嶋グンの3名を賞罰委員会に諮り、年俸減額、チーム対外活動参加禁止6か月間などの処分を下した。チームは「モビリティメーカーに身を置きフェアプレーを体現すべき選手が、係る行為により検挙されたことは誠に遺憾」と表明している。
今回発生した事案を受け、リーグワンは今後の対応について、ジャパンラグビーリーグワン懲罰規程に基づき、規律委員会において本事案に関する調査と審議を行うと発表している。規律委員会における審議結果は改めて発表される。
<三重Hによる処分内容>
運転者:當眞 慶
処分:年俸減額、チーム対外活動参加禁止6か月間
同乗者:饒平名 悠斗、田嶋 グン
処分:譴責、チーム対外活動参加禁止6か月間