パリ2024パラリンピックで悲願の金メダルを獲得した車いすラグビー日本代表のメンバーが、9月12日に東京・渋谷でパレードをおこなった。パリで勝ち取った金メダルをかけて笑顔を見せる選手たちに、詰め掛けたファンや街を行き交う人々から歓声や祝福の声がかけられた。
車いすラクビー連盟は、日本代表が初めてオリンピックで銅メダルを獲得したリオ五輪開催年の2016年から渋谷区と協力関係を築いてきた。区立小学校、中学校への訪問授業や体験会などを実施するほか、練習場所として体育館の利用提供を受けるなど縁の深い地に、この日凱旋した。
渋谷駅前でおこなわれた記念式典には池透暢キャプテンを筆頭に、若きエース橋本勝也ら9名の選手が参加した。
祝辞を述べた長谷部健 渋谷区長は「普及や次の人材を育てることを渋谷区は応援していきたい」と今後もサポートを継続する意思を伝えた。
池キャプテンは開口一番「皆さん、やっと日本に金メダルを持って帰ってくることができました!」と喜びを表現。続けてパリや日本で応援してくれたファンへの感謝を伝えた。
式典から場所を移し、渋谷センター街で祝賀パレードを実施。金メダルをかけて笑顔で通りを進む選手たちに、集まったファンや渋谷の街を行き交う人々から祝福の歓声や「ありがとう!」などの言葉がかけられた。