九州各地のラグビースクールで活動する小学校高学年カテゴリーの選手が一堂に会し、試合や宿舎での共同生活などを通じて交流を深める恒例の『SEINAN ラグビーマガジンCUP 第51回九州ミニ・ラグビー交歓会 supported by canterbury』が、8月30日〜9月1日に大分県の湯布院スポーツセンターにて開催された。
日本でも屈指の楕円球熱狂地帯である九州のラグビーの源流として、50回にわたる歴史を重ねてきたこの大会。今年は台風10号の接近により一時は開催が危ぶまれる状況だったが、競技がおこなわれる8月31日、9月1日は好天に恵まれ、スケジュールを修正しながらゲームが実施された。
大会は参加28チームが2日間で3試合ずつをプレーするスケジュールで開催され、各チームともラグビーができる喜びを表すように、随所に好プレーを展開。この日に向けて積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮して、多くの熱戦を繰り広げた。また最終日には各チームより推薦された選抜メンバーによる恒例のエキシビションマッチもおこなわれ、仲間たちがグラウンドの周囲から見守る中、目を見張るようなハイレベルのラグビーを披露して大盛況の中で閉会を迎えた。
普段接する機会の少ない遠方のチームと交流を深め、たくさんの思い出を作った経験は、今後の人生における大切な財産となるはずだ。この大会をきっかけにラグビーへの情熱がさらに高まり、多くの選手たちが末長く競技に携わっていってくれることを期待したい。
→参加チームの集合写真は次ページ!