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クリタウォーターガッシュ昭島、スーパーラグビー王者のブルーズとパートナーシップ契約を締結。

2024.08.28

ブルーズ アンドリュー・ホアCEO(右)とクリタウォーターガッシュ昭島 城出秀司部長(提供:クリタウォーターガッシュ昭島)

 リーグワン ディビジョン3のクリタウォーターガッシュ昭島が、チーム強化とグローバル人材育成を目的としたパートナーシップ契約をニュージーランド・スーパーラグビーのブルーズと締結したことを8月28日に発表した。

 ニュージーランドの最大都市、オークランドを本拠とするブルーズは過去4度、国際大会としてのスーパーラグビーを制覇した名門チーム。2024シーズンは21季ぶりに優勝を果たし、女子チームもスーパーラグビー・アウピキを制覇した。

 WG昭島は今回のパートナーシップ締結により、ブルーズから世界最先端のラグビーを吸収するとともに、両チームの選手・コーチ等の人材交流など、さまざまな分野において積極的に情報共有を図り、相互発展のために継続的な協力関係を築くとしている。
 さらにWG昭島のコーチ陣はブルーズの分析や指導・助言の機会の提供を受けるようだ。
 ブルーズにとっても若手選手の日本への訪問による競技力向上、異文化体験の機会を得られることになる。

 これまでにもリーグワンのチームとスーパーラグビーのチームによるパートナーシップ契約締結と交流がおこなわれてきた。埼玉パナソニックワイルドナイツは2020年から関係を継続するクイーンズランド・レッズ(オーストラリア)と11月4日に国際親善試合で対戦する。

 WG昭島の森勝己GMは、「チームを発展させていくためには、ラグビーの競技力向上はもちろん、さらに高度化されたチームになる必要があると考えます。伝統のある強豪クラブであるブルーズとのパートナーシップを通じてチーム強化を図り、グローバル人材育成の実現に関しても協力関係を築いてきます」と語り、意義や目的を示した。

 ブルーズのアンドリュー・ホアCEOは、「ニュージーランドと日本のラグビーのつながりを強化することに大変興奮しており、このパートナーシップを通じて、両チームの選手・コーチ・スタッフ等の人材交流など、さまざまな分野において積極的に情報共有を図り、お互いが発展していくことを楽しみにしています」とのコメントを残している。

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