長野県上田市の菅平高原で夏合宿を張る京都産業大学と東海大学が8月24日にアンダーアーマー菅平サニアパーク メイングラウンドで練習試合をおこなった。昨季の関西Aリーグ王者と関東リーグ王者の対戦は両者譲らず、35-35で引き分けた。
先制は東海大。前半13分に左サイドのラインアウトモールを押し込み、トライを奪う。難しい角度のコンバージョンも沈めて7点を先取した。
京産大もすぐに反撃し、18分に右サイドでラインブレイクしたNO8シオネ・ポルテレのトライとゴールで同点に追いついた。
その後、両校のディフェンス陣が粘りを見せる時間帯が続いたが、終盤に東海大がLO中山竜太朗のトライとゴールで勝ち越し、14-7の東海大リードで前半を終えた。
後半5分、右サイドを破ったWTB中川湧眞のトライとゴールで東海大がさらに7点を追加した。しかし直後の9分、13分に連続で奪ったトライ・ゴールで京産大がイーブンに戻す。
その後は東海大が勝ち越し京産大が追いつく、という展開が2度続き、最終スコア35-35で引き分けとなった。
テリトリーのマネジメントで優る東海大に対し、京産大は個人のパワーで得点を取り切るという展開。東海大は要所での組織的な守備網を敷きたかった。