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リーグワン王者の東芝ブレイブルーパス東京が新体制発表。TL2021新人賞の金秀隆ら3選手が新加入。

2024.08.01

(左から)池永玄太郎、金秀隆、酒木凜平(©︎TOSHIBA BRAVE LUPUS TOKYO)

 2023-24シーズンのリーグワンチャンピオン、東芝ブレイブルーパス東京が8月1日に来季の新体制を発表した。トップリーグ2021の新人賞受賞のWTB金秀隆、CTB池永玄太郎、HO酒木凜平が新たにチームに加入する。

 金秀隆は大阪朝鮮高から朝鮮大に進み、2020年の卒業後にクボタに加入。ルーキーイヤーのトップリーグ2021では新人賞に輝いた。8試合に出場した昨シーズンの途中、4シーズン過ごしたS東京ベイから退団することが発表されていた。
 金は「ブレイブルーパスのアタッキングラグビーは見ていてワクワクしますし、プレーするのが楽しみです。これからビッグチャレンジになりますが、自分自身もっとステップアップして、チームに少しでも早く貢献できる様に精進いたします」と抱負を述べている。

 池永玄太郎は上宮太子高から天理大に進学し、2019年に神戸製鋼(現コベルコ神戸スティーラーズ)に入団。昨季は試合出場がなく、5シーズン過ごしたチームから退団することが発表されていた。
「少しでも早くチーム・環境に慣れ、チームの勝利に貢献したいという思いと、新たなラグビーや新たな仲間との出会い、新たな環境で僕自身が人として成長できる事、家族、仲間、ファンの方々の応援と支えに感謝を忘れず日々精進したいと思います」と、池永は思い語っている。

 同じく神戸Sから加入する酒木凜平は御所実業高から大東文化大に進み、卒業年の2022年に神戸Sに入団。2022-23シーズンは7試合に出場したが、昨季の出場はなかった。
 BL東京で新たなスタートを切る酒木は、「伝統ある東芝ブレイブルーパス東京へ入団することができ、とても光栄に思います。このチームでプレーできることに感謝しながら、精一杯頑張っていきます」とコメントを寄せた。

 新しいコーチングスタッフとしてFWコーチに前URC・ゼブレ(イタリア)アシスタントコーチのジョシュア・シムズ氏、BKコーチに男子7人制ニュージーランド代表アシスタントコーチにユアン・マッキントッシュ氏が就任する。

 事業スタッフについても発表があり、東芝の元選手である松田努氏、増田慶介氏が事業運営部所属のフロントスタッフとして活動する。

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