クボタスピアーズ船橋・東京ベイに所属するPR紙森陽太とPR加藤一希が、ニュージーランド・NPCのウェリントン・ライオンズに期限付き移籍する。7月29日に双方のクラブが発表した。
紙森は大阪桐蔭高、近畿大出身で25歳のルースヘッドPR。3季目の2023-24シーズンは15試合に出場した。
同じくルースヘッドPRの加藤は、春日丘高、中部大から宗像サニックスブルースを経て2022-23シーズンにS東京ベイに加入。現在29歳で2023-24シーズンは1試合に出場した。
2名はウェリントンでのトレーニングに参加し、NPCの試合出場をめざす。移籍期間はウェリントンの2024シーズン終了まで。
ウェリントン・ライオンズは1976年に創設された、ニュージーランドの首都、ウェリントンの代表チームで、NPC(National Provincial Championship:ニュージーランド国内選手権)に参戦している。NPCでは過去に5度優勝しており、現在はS東京ベイに選手・コーチとして12シーズン所属したアランド・ソアカイ氏がHCを務めている。
7月22日には、元ニュージーランド代表”オールブラックス”のHOで、S東京ベイで2023-24シーズンをもって現役引退したデイン・コールズ氏がスポットコーチに就任したことが発表されていた。
NPCは8月9日に開幕し、ウェリントンはイーデンパークでオークランドと対戦する。決勝戦は10月26日に開催される。
<紙森陽太 入団コメント>
ウェリントン・ライオンズでプレーできる事に感謝すると共に、この様な機会を頂き光栄に思います。
ウェリントンに滞在するのは初めてなので、とても楽しみです。ソアカイコーチと再び同じチームで戦える事も楽しみにしています。ニュージーランドで新しい経験を積み、更にパワーアップして帰国できるように精一杯頑張ります。
<加藤一希 入団コメント>
まず初めにウェリントン・ライオンズのような歴史あるクラブの一員になれる機会を頂き、誠に感謝します。自分自身初めてのNPCでたくさんのトップレベルの選手たちとプレーできることにとても興奮しています。
そして、スピアーズの元コーチであるソアカイコーチには、FWとはなにか、タフさとは何かを教えていただきました。そんなソアカイコーチとまた一緒に戦えることもすごく楽しみです。ライオンズにいち早くコミットして、チームメイト、ファンの方々たちと勝利を分かち合えるように頑張ります。