ラグビーリパブリック

前静岡ブルーレヴズのSHブリン・ホールがNPCノースハーバーへ。

2024.07.26

正確なスキルに加え、リーダーシップも大きな力になる(撮影:平本芳臣)



 2022-23シーズンよりリーグワンディビジョン1の静岡ブルーレヴズに加入し、2シーズンにわたって活躍したSHブリン・ホールが、NZの国内選手権(NPC)を戦うノースハーバーに加わることが明らかになった。7月25日に同チームが発表した。

 現在32歳のホールはNZのオークランド出身。2012年にノースハーバーでシニアデビューを果たし、2013年から2016年まではスーパーラグビーのブルーズでプレーした。2017年〜2022年はクルセイダーズに在籍し、リーダーシップグループの一員として何度も優勝トロフィーを手にしている。

 183センチ、93キロの大型SHで、レヴズ加入後は精度の高いスキルと安定感抜群のプレーメイクでチームを牽引。1年目の昨季は16試合に出場(うち13試合に先発)して存在感を示し、今季は外国人選手枠の関係でプレータイムこそ減ったが、ここという場面で実力を発揮して仲間を支えた。5月13日に今季限りでの退団が発表されていた。

 ノースハーバーはオークランド北部のオーバニーを拠点とするクラブで、昨季のNPCは10位。現オールブラックスのWTBマーク・テレアらが在籍しているもののSHは層が薄く、経験豊富なホールの加入はチームにとって大きなプラスになるだろう。

 ホールにとっても自身がプロプレーヤーとしてキャリアをスタートさせたクラブだけに、久々の復帰に意気込んでいるはず。古巣での活躍が期待される。

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