7月21日に札幌ドームでおこなわれる「リポビタンDチャレンジカップ2024」イタリア代表戦を控える日本代表。宮崎合宿でトレーニングに取り組むFL山本凱が、16日にオンラインでの取材に応じた。
6月22日のイングランド戦で後半20分から途中出場し、日本代表の1stキャップを獲得した山本。若手主体のJAPAN XVとして臨んだマオリ・オールブラックス戦では、6月29日の1戦目で7番を付けて先発し63分まで出場。続く7月6日の2戦目は7番でフル出場した。7月13日の日本代表テストマッチ、ジョージア戦はメンバー外となり試合に出場していない。
出場した実戦を振り返り「テストマッチで80分間、7番としてプレーするにはまだ足りない」部分があると自己評価を下す。
タックルやブレイクダウンでの動きなど、一つ一つのプレーには自信があるものの、疲れの出る厳しい時間帯の中でも高いクオリティでプレーできていない点が課題であるという。
一方、FLとして身体の大きな選手よりもスピードとクイックネスには長けており、この強みをアピールしていきたいと語った。
デイビット・キッドウェル アシスタントコーチは山本を「ナチュラル・ボーン・タックラー」と称すなど、山本のハードタックルはインターナショナルレベルでも効果的な武器となる。
マオリ・オールブラックス戦に出場したことで、テストマッチとの「プレッシャー」の違いも感じることができたという。
日本代表が21日に臨むイタリア代表との「テストマッチ」に出場し2ndキャップを得るため、宮崎で厳しいトレーニングを積む。