できない辛さを味わったからこそ、できた喜びは大きかった。
1日目は悪天候により無念の途中打ち切り。しかし2日目は天候も回復し、全スケジュールが予定通りに実施された。菅平の見事に整備された芝のグラウンドで多くの熱戦が繰り広げられ、各チームの選手、関係者、保護者があらためてラグビーの楽しさ、すばらしさを実感した。
小学校高学年カテゴリーの交流の場として全国4ブロックで開催される恒例の『SEINAN ラグビーマガジンCUP』の今季第1弾、『SEINAN ラグビーマガジンCUP 関東ミニ・ラグビー交流大会2024 supported by canterbury』が、7月14〜15日に夏ラグビーの聖地・菅平でおこなわれた。
今大会はチームの申告制によるA、Bの2ブロック制で実施され、北海道から長野県までの8都道府県から16チームがエントリー。初日の14日は朝から降り続いた雨の影響で各チームが1試合ずつを終えた段階で無念の中止となったが、2日目は時折晴れ間も見られるなど天気も持ちこたえ、無事全スケジュールが消化された。
伸び盛りの世代とあって選手たちは試合を経験するごとに成長した姿を披露し、見応えある熱戦を展開。2日目はコンディションが回復したこともあってハイレベルなプレーが随所に見られ、大きな歓声がたびたびグラウンドに響き渡った。緊張感あるゲームを経験することがいかに子どもたちを成長させるかを、あらためて実感する機会となった。
遠方で活動する同世代のラグビー仲間と初めて試合をプレーし、交流を深めた時間は、選手たちにとって貴重な財産になるだろう。この経験がラグビーをもっと好きになるきっかけとなり、今後の人生につながっていくことを願いたい。
→参加チームの集合写真は次ページ!